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前回の続きです。

 

生活介護の事業所は私が通所している事業所のメンバーに自閉症の息子さんを持つ母親が通所していて詳しかったので、

 

「生活介護は大変よ」

 

と実習施設が決まったころから言われていた。

 

あとツイッターで実習指導を担当しているある社会福祉士の人が実習に来るのにろくに事前学習もせずに来る人が多いという嘆きのツイートが目についた。こんな実習生にはなってはいけないと思ったのと精神保健福祉士の実習の時に施設のことも制度のこともあまり勉強せずに望んでこれと言った成果が上げられなかった過去の反省も踏まえて事前にしっかり事前学習して臨みたいと思っていた。

 

まずは生活介護の事業内容について知らなければいけないので、図書館で文献を探し一通り読んで理解を深めた。それだけでは足りないので障害者総合支援法で行われているサービスの概要についても文献を探して理解しておくことにした。

 

次は自閉スペクトラム症についての勉強である。私自身も自閉スペクトラム症(このブログはタイトルがアスペルガー症候群となっているが診断基準が変更になって一本化されたが便宜上変更していない)であるほか、当事者会などを通じて多くの当事者とかかわってきたつもりだが、ほとんどが言語での意思疎通ができる人たちだった。

 

自閉スペクトラム症では約8割が知的障害を伴うと言われており、重度になると言葉での意思疎通も困難である。つまり今まで発達障がい当事者としてかかわってきた人たちは実は少数派で多くの自閉スペクトラム症の人たちは言葉での意思表示が難しく、特別支援学校を卒業してから生活介護や就労継続支援B型などに通所しているという現実が分かってきた。

 

これらの学習は引き続き進めることにして、実習先のホームページを見てどのような取り組みが行われているのか確認しておくことにした。そうすると実習先の社会福祉法人はT市だけではなくて幅広い地域で展開されていて日中活動系の生活介護や就労継続支援B型だけでなく生活の場所であるグループホームなどの施設も運営していることが見えてきた。この法人は機関誌などの広報もホームページを通じて行っていたので時間があるときに目を通すことにした。

 

 

話は次回に続きます。