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明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 

前回の続きです。

 

Bさんへの買い物SSTのVTR撮影が終わり、実習指導者の中川がこのVTRを目を通してから自らを客観視するという目的で私にも見せてもらうことになった。

 

Bさんと作業を通じた実習をしていたが手を止めて見せてもらうことになった。私としても自分がどのような形でSSTをやっているのかは知りたかったので見ることにした。

 

自分で実施している様子を見ることは結構恥ずかしいがどこを工夫すればうまくいくかなど考え、発見することにも意義はあると思った。この後記録を書いてから職員たちの前でこのVTRを使って私がこの実習でBさんに実施した支援をしたか発表して、その後に自分の描く社会福祉士像について発表して最終日の実習が終了になる。私の作った教材は実習終了後にゴミ箱に捨てるかそのまま教材として活用してもらうことも考えていた。

 

こうして最終日の実習が終わり、最終日の記録を45分くらいで終わらせると、実習指導者の中川が呼んだので食堂兼講堂に行くともう常勤パート問わず約10人いたのではないかと思う。私が作った教材もこの部屋にカゴに入って来ていた。プロジェクターもあったので投影してみんなにも見てもらうという前提である。

 

私は実習の総括として、今まで実習でBさんに対して行ってきた取り組みについて発表した後、最後に私が描く社会福祉士像を発表する。

 

ここまでくると事例検討会みたいになるが私は今までの取り組みについて物怖じせずに発表し、良かった点や今後工夫がまだ必要なところもたくさんあったので思いつく限り発表した。そうすると参加している人から1言ずつコメントを頂けることになった。皆アィディアを出したり良かったところを教えてくれたり基本ダメ出しはなかった。

 

あとは私の描く社会福祉士像について、どうぞと中川に促されたので、

 

「私は、自閉スペクトラム症のほか、統合失調症、双極性障害(Ⅰ型)を持っています。それでも今は精神保健福祉士の資格を活かして大人の発達障がい者向けの当事者会なども開催しています。社会福祉士になると高齢者、障がい者、児童、生活困窮者などにも対象者が広がるので知識をつけることはもちろんのこと視野を広く持って行動する必要性が増すと思います。その中でどの分野に力を注ぐのかについてはまだ決めていませんが、とりわけ大人の発達障がい者の支援は力を入れたい分野です。エンパワメントの考え方を念頭に置いて強みを伸ばす支援が求められます。私はどの分野に行っても社会で困っているあらゆる人が適切なサポートを受けられるネットワークを持ち少しでも社会貢献できるような社会福祉士になりたいと思います」

 

と締めくくった。集まった職員さんも実践の内容についても含めて一言ずつコメントしてくれた。これで実習は終了でちょうど2月中旬だったのもあるのか同じ法人でチョコレート工房があるのでそこの商品を記念に頂けることになった。

 

その後書類のやり取りに関する話をして施設長や実習指導者の中川らにお礼の言葉を述べて23日間の実習期間が終了し実習先を後にした。

 

話は次回に続きます。