ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

招福・厄除けのだるまの授与。地元の人の厚い崇敬を集める千本通の「釘抜地蔵(石像寺)」の節分

2023-02-03 | 祭事・神事・風習

京都各所で始まった節分会。ミモロは、2日に京都西陣に程近い千本通沿いの「釘抜地蔵」を訪れました。


ここでは、この時期、招福・厄除けのだるまの授与が行われます。


これは、七転び八起き、1年間のお身代わり…のだるまで、どんな苦しみや困難にもくじけず、再起を祈願するもの。
お寺では、それを求める参拝者が大勢やってくるのです。


小さなだるまに込める願い…「きっとだるまさんをそばに置いて見てると元気と勇気が出るかも…」と思うミモロです。

さて、ここ「釘抜地蔵」は、正式には「石像寺(しゃくぞうじ)」という、弘仁10年(819)に、弘法大師空海が開基した真言宗の寺院。空海が、唐から持ち帰ったという石に自ら地蔵尊を刻み、苦しむ人を救おうと祈願されたのが始まりと…。
「苦」を抜く地蔵尊であることから、「苦抜地蔵」=「釘抜地蔵」となりました。現在は、浄土宗のお寺です。


苦を抜くことを象徴する大きな釘抜きが本堂の前で参拝者を迎えます。


さらに、本堂の周囲の壁にも、一面、参拝者が奉納した釘抜きが…。


「みんな苦を抜いていただいて、幸せになったんだね~」と、その数の多さに驚くばかり…。


ミモロもお線香を求め、参拝します。

「どうぞ、みんなの苦が抜けますように~」と。


今年は、コロナが、インフルエンザと同じ5類になりますが、まだまだ油断はできません。世界情勢も不安定なままで、物価の高騰で生活は以前よりシビアな状態に…「なんかいろいろあるね~」とミモロですら思う日々。

参拝にも、いっそう気合が入ります。

本堂の周囲には、古い石像の阿弥陀如来が祀られているお堂など、いろいろなお堂があり、そこを人々は次々に参拝しています。
 

参拝を終えたミモロ…「あれ?今年は、焼き芋の接待ないんだ~」と、コロナ前の2020年には焼き芋を頂戴しましたが、今年はなく、ただ焚火が…


でも、境内に実った橙が箱にあり、「ご自由にお持ち帰りください」と…。

ありがたく頂戴したミモロです。

コロナで節分会も、かつてのような姿には、まだ戻っていませんが、豆まきも行われるところが増えた今年。
「3日は、忙しいんだ~」と、いろいろなところに出かけるつもりのミモロです。

*「釘抜地蔵」(石像寺)京都市上京区千本通上立売上ル花車町503 ☎075-414-2233 拝観時間8:30~16:30 

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