予防接種をしないと将来罹患するリスク増  | あたま出版ブログ 禿頭席(とくとうせき)

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接種勧奨の中止で死亡4千人増か 子宮頸がん予防ワクチン

 

 子宮頸がんを予防するヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの積極的な接種勧奨を厚生労働省が中止し接種率が激減したことで、無料で受けられる定期接種の対象を既に過ぎた2000~03年度生まれの女性では、避けられたはずの患者が計1万7千人、死者が計4千人発生するとの予測を大阪大チームが22日までにまとめた。

 接種率が0%近い現状では、その後も同じ年に生まれた女性の中で4千人以上の患者、千人以上の死者の発生が防げなくなるとした。

 ワクチンは10年に公費助成が始まり、13年4月に小学6年~高校1年への定期接種となった。だが6月、接種は無料のまま勧奨が中止された。

 

 

予防接種は100%安全というわけではなく、まれに重篤な障害を引き起こすことがあります。

しかし、ほとんどの人は予防接種によって感染症を未然に防いでいるのです。

 

世の中には予防接種を毛嫌いする人がいます。その理由は非科学的であったりデマを盲信していたり、いずれも専門家が聞けば一笑に付すような内容です。

また、自分や子供の命を守るために必要であっても費用がかかると接種しない人もいます。

21世紀になって風疹やはしかが流行するのは、良く考えもせずに予防接種を毛嫌いしたり面倒だとかという理由で接種させてもらえなかった人達が感染したのでしょう。

 

本来なら感染しなかったはずの病気に罹ってしまう人達にとって、無責任なデマほど迷惑かつ憎むべき言動はないでしょう。