Akatsuki庵

日々と向き合って

ホーチミン年越し旅~その18 サイゴンの記憶

2024年04月17日 05時52分56秒 | 泊りがけの旅行

前回からの続き~

朝食を終えて、ふたたび街の散策。
食堂の場所がどこにあったのかは把握できていないのだけど、
そこからホーチミンの中心部に向かって歩きだした。

「ちょっと興味深いふるカフェがあるんです」と友人。
見た目は普通の古いビルをリノベしたカフェなんだけど、地下壕があるのだという。

 その場所に到着。ビル? 一軒家?

市松模様の床がすてき。

友人が「あれ?」 「カフェじゃなくなっている~」。

前年に訪れた時はこの場所がカフェだったんだけど、現在は向かい側のビルに移転?されていた。
向かい側のビルにスタッフさんに聞いたところ、スタッフさんが来て徐に床の板を外してくれた。

おぉ。地下壕に向かう秘密の入り口が。

下に降りてよいとのことだったので、降りてみた。

 

 ベトナム戦争時は武器庫だったようで。

秘密基地に使われていたのかな。
 ※ご参考 余所様のブログ

 

SNSなどで人気が出たのか、この場所はギャラリーになっちゃったみたい。

友人曰く「カフェだったから、よかったのにぃ」

確かに。で、カフェ利用はやめた。(見学だけゴメンナサイ~)

 一応、新年ということで国旗で飾られた露地。

インターナショナルスクール。

ベトナムでは1月2日は平日扱いなので、子供たちも登校していた。

 南部女性博物館へも訪れた。

無料だけど、入館証を出してもらう。

アオザイの変遷が興味深かった。
また、ベトナム戦争に散った女性戦士の紹介も。
日本には存在しなかったからねぇ。
2日前のクチトンネル(戦跡見学)でも女性戦士の存在があったなぁ。

これはちょっと衝撃だった。(正直なところ、ベトナム戦争における女性戦士の存在を知らなかったので)

※ご参考 余所のサイト

ベトナム戦争時、サイゴンは取材基地だった~という印象が強い。(米軍の拠点だったという印象もある)
戦場になったのは終結時のサイゴン陥落の時だけ?なんていう思い込みもあったりして、やっぱり理解が足りていない。

だけど、サイゴンの面影を遺す街に戦時の名残もそこで戦ったベトナムたちの存在も記憶もしっかり遺されている。
そのことが強く理解できた街散策だった。

次回に続く~

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ホーチミン年越し旅~その17 ベトナム風のお雑煮?

2024年04月16日 06時26分09秒 | 泊りがけの旅行

前回からの続き~

4泊6日の旅もいよいよ最終日。

 乾期だから当然だけど、晴天。

1月2日。日本なら箱根駅伝往路の日でまだまだ正月気分。
でも、旧正月を祝うベトナムではもう平日。
(友人の会社も営業しているんだけど、この日は休暇を取ってくれていた)

朝食を摂らずに外出。
これまでは街中へ向かっていたが、反対方向へ。

 

これまでは雰囲気まるで異なる高級住宅街。

 

横浜でいえば山手、神戸なら北野町? でも、特に外国人居留区域でもないらしい。(まぁ、外国人が多く住んでいるらしいけど)

 スパ。夕方に利用予定。

一回りしたところでタクシーを呼んで、朝食摂るお店へ向かった。
友人の提案でベトナム風お雑煮が食べた。

 また違う下町へ。

若者が一人でやっている飲食店にて。

 ベトナム風お雑煮。

お餅っぽいものが入っていた。

お雑煮といっても、日本のようにお餅~という感じではなく、わりとあっさり。
お正月に食べる!というものではなく、日常的に提供されているメニューで
朝食にちょうどよい。

 お向かいの店。こちらはフォーを食べていたみたい。

 やっぱり、ベトナムは外食が日常的みたいね。

そしてバインミー屋の多さにびっくり。

朝ごはんも食べて、この日も街中観光へ。

次回に続く~

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ホーチミン年越し旅~その16 元旦の夜

2024年04月15日 06時07分07秒 | 泊りがけの旅行

前回のからの続き~

ホーチミンの街中をふらふらと散策していたら、日が暮れてきた。
(ベトナムでも冬至から間なし冬の昼間は短い。同じ北半球なのねぇ。)

喉も乾いたのでカフェに入ろうということで、物色。
迷った挙句、友人の職場近くのお店へ。(前はよく通るけど、入ったことないのだとか)

 若者客が多い人気店のようで。入ったのは17時前。

 典型的なベトナム珈琲。

 なかなか落ちてこないなー。

 氷もリクエストしてアイス珈琲にした。

ベトナム珈琲は日本でも飲んだことあるし、フィルターで自席にて落とすタイプも経験済みだけど、
本場というか現地でいただくのも乙なものだなぁ。

再び外に出たらもう真っ暗。(18:00近く)

 前日に昇ったランドマーク81タワー。夜景もきれい。

夕食は友人宅近くにて(商店街のようなお店にて)

 ライスペーパーと野菜。ほか。

ライスペーパーの上にお好みの野菜や具材を置いてクルクル巻いて食べる。
いわばベトナム式の手巻き寿司みたいな?

 

これが美味しくて。なんといっても野菜の香りが豊かで独特で。
これは現地でないと食べられないなぁと感動しながら、お皿の上を平らげた。
(完食してもお腹にもたれないのがステキ)

スイーツは別腹ということで、食後は隣のカフェへ。

 

ベトナムのスイーツであるチェーを食べる。
私はもう一つのベトナムスイーツの定番・ベトナムプリンも食べたなかったのでプリンチェ―(左)。
ベトナムのフルーツも美味しかった。

 立地は昔ながらの商店街ながら、ここはおしゃれな雰囲気。

元旦の夜なのに、きわめてフツーの休日の夜で、そこだけが違和感だったな。

次回はいよいよ旅の最終日!(でも、1回では終わらないと思う)

次回へ続く~

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ホーチミン年越し旅~その15 元日の午後 

2024年04月09日 06時28分20秒 | 泊りがけの旅行

前回からの続き~

カカオパークから戻って来た。
能登半島の地震速報に戸惑いつつも、とりあえず近所のショッピングモールのお手洗いへ。
(日本のと大差ない雰囲気)

そこからタクシーでホーチミンの中心部へ移動。
友人曰く「小腹は空いてますよね。ちょっとツマみましょう」

道の向こうには明らかに繁盛していそうなお店。

「たぶんお手持ちのガイドブックにも載ってるはずですよ」とのこと。
後から確認したら、確かにあった。

老舗食堂のNhu Lan(ニューラン) ※参考 余所様のブログ

 

パッと見はテイクアウトのお店。イートインもできるのね~的な。

 外国人観光客率が高い?

実はバインミーで有名なお店だったんだけど、←後から知った
バインミーは朝に食べたからと別物をオーダー。

 

米粉生地の肉まんのようなもの。
さっぱりしているけど、ボリュームもあって美味しくて。
こういうものもあるんだぁと感心した。

それから、周辺散策。
2日前も通った?レトロビル。今度は中に入って見た。

 

 

 やっぱり、見覚えがある。

帰国後、NHKアーカイブで『世界ふれあい街歩き』のホーチミン編で紹介されていたビル。
放送は2019年だったけど、あんまり変わっていなかった。

サイゴン川の方へ。

 国立銀行。
日本でいえば日銀(日本銀行)。ライオンではなくゾウさんというところが南国らしい。

 建物は重厚だねぇ。さすが国立銀行。

橋を渡って、ホーチミン博物館へ。

 ここは若いホーチミン像。

 ドラゴンの羽根を模した建物?

 博物館のバルコニーから。

ベトナムは新暦の1月1日は祝日になっているけど、新年の特別なことはしない。
フツーの穏やかな休日の午後。
博物館も人もあんまりいなかったし。

のんびりできた。

次回へ続く~

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桜はやっぱりソメイヨシノ

2024年04月08日 05時59分29秒 | つれづれ

週末、例年より遅くソメイヨシノが満開になった。

 やっぱり、桜はソメイヨシノじゃなくっちゃ!

一足早く満開になっていたジンダイアケボノ 

自宅近くの川に面した桜並木は花見歩きの観光客で大賑わい。

 

川面ではカヌーの教室も。

 明らかな古木にびっしりと咲いている。

そう遠くないうちに、この古木のソメイヨシノも寿命がくるわけで。
10年もすれば全てジンダイアケボノに入れ替わっちゃうのかなぁ。

最後に展望台に昇った。

この街らしい景色だなと思った。

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