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福田屋@JR北陸本線木ノ本駅前:鍋焼きうどん&鶏ガララーメン
台風2号がらみの大雨が去ったこの日、余呉湖のアジサイがちょうど見頃だそうなので、行ってみた。なんでも無いところなんだけど、なんでも無いところがいい。
そのついでに、かねてから一度は行こうと心に決めていたコチラにハツホー。いわゆる駅前大衆食堂。駅前...なんだけど、車はお店の前に路駐しても構わないらしい。が、私たちはJR木ノ本駅の公共駐車場に駐めた。駅前だというのに、完全無料。助かるぜ。
訪れた時刻は午後12時45分ごろ。店内、ひとつだけ空いていたテーブル席に座る。店内の窓枠は木で出来たもの。激渋。
店内の小上がり席は6人程度までならいけるかな?タイル張りがまた激渋。
瓶ビールが収まる冷蔵庫には一品のおかず類もあり、さらにその横にはおでんもあるみたい。厨房のカウンターに並ぶ一升瓶は常連客の焼酎ボトルキープのようだ。
このお店の特徴は、大衆食堂でありながら主役が麺類であること。丼ものもあるにはあるが、麺類のウエイトが圧倒的。
うどんはうどん、そばはそばとカテゴリー分けしてしているが、ラーメンと焼きそばは「麺」という括りになる。「スペシャル」というのは、いわゆるまぜそば的なものらしい(?)
メニュー表裏面。かしわ炒めのプラス200円でスペシャルに変身っての、キニナール。そして、一升瓶ボトルキープの価格は非表示なのねw
同行者の注文は「鍋焼きうどん」。小皿とレンゲはデフォルトで付く。
意図しているわけでは無いようだが、どうしても「顔」に見えてしまうよなこれw
ほんのりと凝固しつつある卵を、さて、どのタイミングでどう食らう?
また、鍋焼きうどんといえば、かつて愛媛松山で食べた「ことり」を思い出すが、アチラのイリコ出汁でアッサリしたタイプに比してここの鍋焼きうどんは鶏油のこってりさを味方に付ける。また、具材にもひね鶏の肉があって、コリコリニュゴっとした少し硬い歯応えと弾力性が楽しめる。そういう点、ちょっと笠岡ラーメンみたいな感もある。まあ、全然関係性は無いだろうけど。
少し味見させてもらうと、コレが美ん味い!ひね鶏の出汁バッチリ効いてて、甘味と醤油加減絶妙!惜しむらくはうどんが茹で麺であること。サヌキティックな冷凍麺だと、よりコシを楽しめそうな気がするが、そしたらそしたで、鍋焼きうどんとしてのバランスが崩れてしまうか???
ワタシは「鍋焼きラーメン」か、「鶏ガララーメン」か、「中華そば」か、かなり迷った結果「鶏ガララーメン」を注文。コチラも小皿とレンゲはデフォルトで付いてくる。そして、意外や意外、白濁スープのラーメン。
白濁...といってもキラメキノトリの鶏白湯や名門のこってりスタミナ特製ラーメンのような濃厚なものとは違い、かなりライトな白濁スープ。しかし、ひね鶏の出汁加減はバッチリ。昭和レトロな駅前食堂で、こんなに出汁の効いたスープのラーメンが味わえるのは、嬉しい誤算。メンマはほぼ味付けされていない感じで、スープの味とはチグハグな業務用メンマをそのまんま載っけるようなぞんざいなことはない。チャーシュー代わりの豚コマ肉はちょっと量的に寂しいが、値段を思えば納得かな?
麺は多加水気味でツルンとし、若干縮れ気味なもの。あっさり塩味鶏ガラスープとの相性はいい。とにかくこのお店、リピートはアリだ。面識及び交流のある滋賀よりラヲタはだぁーれも言及しないようなお店だが、ラーメンの専門店では無いからそれは仕方がないと所かな。ともあれ、アクセスの便利さ、価格、味、激渋なレトロ感は、訪れる価値アリアリだと思う。
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