暫くの間、お仕事で台湾に行っておりました。
その台湾で、突然パソコンが壊れてしまい、
日本に帰国してから、そのまま知り合いの専門家の所にドナドナとなり、非常に不便な状態が続いていますが、
どうにかブログを書けるところまでは来れました。
さ、気を取り直して。
※このブログ、かなり長いです。
台湾到着。
3年ぶり!?
台湾にはお取引させて貰っている業者さんが4社ありますが、いずれの方ともお会い出来ない日々が続いていましたが、ようやくこの日を迎えることが出来ました。
発着空港や時間帯など、コロナの影響で随分と様変わりしていまして、今回は台湾の松山空港(松山機場)に到着。
今までは桃園空港でしたが、松山空港は思いの外台北市に近く、持ち込んだ自転車にて空港からホテルまで、のんびり街並みを見ながら30分も漕げば到着しました。
前を走るのは、今回一緒に同行した宮崎県の「オートクロギ」島田社長。
Brompton(ブロンプトン)という高性能折り畳み自転車の代理店もしていて、彼のアドバイスで私もBromptonを台湾に持ち込み!
到着当日の夜は、早速に誘ってくれていた取引先の方々とディナー。
辛いのは苦手だと言っていたのに・・・
やられました・・・笑
写真左側、奥がいつもクールなJason、手前がやり手営業マンでJasonと同級生のEdison。
Edisonは英語もペラペラ、ロシアにも住んでいた事があるという人生経験のツワモノ!
オーダーはQRコードを読み取ってからサイトにアクセス。
でもよく分からないから全て彼らにお任せ。
せっかくだから写真も撮ろうと思った時には遅かった。
みんなでつついた後、どうにか取り繕ってからの写真。
これは辛さレベル3(日本国内で言うと、辛口のカレーに相当)。
はい!来た!!
牛肉と一緒に思いっきり赤いやつが煮込まれています。
でも、見た目ほどの辛さは無くて、まだどうにか我慢できる。
そして、お肉は美味しい!!!
辛さレベル4!
辛さが大丈夫な島田さんも「辛い!」と言ったこの麵。
麵が辛いのか、底の方で辛さが染み込んでいる麺がやばいのか、一緒に食べた牛肉とのミックスがやばいのか、もう、何が原因でこんなに辛いのかが不明(笑)
辛さレベル6。
他の料理のインパクトが強すぎて、この料理の記憶があまり無い・・・
確か、辛さレベル4くらい?
箸休め、になったのか、いや、それでも辛い。
でも、美味しい!!
辛さレベル3。
私にとっては、砂漠の中のオアシス。
シュリンプとエッグのスープ。
辛さレベル0。
そしてこいつ!!
つまようじに刺さっている羊のお肉です。
上の方は辛さに浸っていなかったのか、何も気にせずパクパク。
これは結構美味しい!!
辛さレベル2。
そしてこの赤いやつ。
絶対やばいと思っていたけど、島田さんも「そんなに辛くない」って言うし、JasonもEdisonも「へっちゃらだよ!」って言うから食べてみたら・・・
1個目、全然辛くない!
なんだ、見掛け倒しか!!
2個目も全然辛くない!
なんだ、本当に見掛け倒しだな!!
「これは何?」って聞くと「red pepper」って言うから、おお!赤色のピーマン!?なんて自分の中で良いように解釈して、
3個目はお肉と一緒に食べてみようと、手を伸ばした頃に急に口の中が大火事状態!!!
そして、暫くの間、水しか飲めず・・・
「red hot!! chili pepper!!!」
この赤いやつは、辛さレベル10!
2件目はみんなでカラオケに!
台湾式カラオケは2種類あるらしく、日本でいう所のキャバクラと、もう一種類はちょっとエッチなところ。
行ったのはもちろん、日本でいう所のキャバクラ的カラオケ。
そして、誘ってくれたEdisonが歌う!歌う!!(笑)
しかも、歌めっちゃ上手い!!!
台湾式カラオケは、飲ませ役の人が次から次へと入れ替わり立ち代わり訪れて来ます。
緑のポロシャツ着た人と、何回「一気」した事か。
しかも、全てウィスキーロック。
水割りという概念は無いのか??
水色のシャツの人は”日本にもこういう人居るよっ”って感じの佇まいだったので、どこか別の部屋の日本人が間違えて入って来たのかと勘違いした位。
更には、写真に写ってないけどまた別の小太りな男性も、何度も何度も遊びに来ました。
台湾って、「誘った取引先の人が酔わなかったら、商売が成立しない」っていう考え方もあるらしく、まあ、とにかく飲ませてもらえます。
お酒は結構好きな方の私も、かなりの量を飲ませてもらいましたが・・・
この時点で隣に座っている島田さんは大はしゃぎ!!
台湾式の歓迎が随分とお気に召したようです。
カラオケ終わって、タクシー止めてくれてお見送りまでしてくれて、全ての食事はJasonとEdisonが出してくれました。
(彼らと行くといつもごちそうになってばっかりです)
そして、島田さんに次の日聞いたら、カラオケの途中位からの記憶はほぼ無いそうです。
今回島田さんとは別々のホテルだったので、翌朝早起きをして、一通り仕事を終えてから、島田さんのホテルにBromptonで。
道中、時々寄り道をしながら。
街並みを見ながらのんびりと。
日本の昭和を思わせる建物もあれば、台湾っぽさを感じる建物もあり、更には近代的なビルもあったりで、台湾の力強さ・勢いを感じながら、異国情緒も楽しんでの移動&散策。
台湾はレンタル自転車ステーションが至る所にありました。
バス&タクシー。
両方乗ったことあるけど、タクシーはどのドライバーさんでも、笑ってしまうくらいぶっ飛ばします(笑)
多くの方の移動手段はバイク。
出勤ラッシュ時はこれの比ではありません。
台湾は、川沿いに自転車道が整備されています。
さすが、世界No1シェアを誇るジャイアントのお膝元。
今まではタクシーで行っていたので分からなかったけど、市内からAMPA会場までは緩やかな登り坂なんですね。
遠くには、建築途中の建造物がたくさん見えます。
後で聞いたのですが、台中はもっと凄い事になっているそうで。
次回の台湾訪問時は、絶対に台中に行きます。
JasonとEdisonの会社にも訪問しなきゃ!
この辺りまでは良かったのですが・・・
この後、どんどん島田さんに離されていきます。
自分の運動不足を痛感・・・
聞けば、島田さんはバイクレースから自転車レースまで行っていた二輪マスターでした。
足腰と心臓の強さを見せつけられました。
汗一つかいていない島田さんと、ゼーゼーハーハー汗だくの私。
ちなみに片道約20kmで、この日の総走行距離は52kmに及びました。
やっと到着!!!
今回の台湾滞在の一番の目的はこれです。
2番目は、JasonとEdisonに会う事。
他にもたくさんありましたが、それはまた別の日の話。
ここからは、会場の様子を写真でお伝え。
前回の訪台時よりずいぶんと縮小された感は否めませんが、それでも活気に溢れていました。
旧車専用のパーツを作っている会社も。
ガスケット専門。
比較対象が無いので分かりにくいですが、奥にあるパンフレットがA4サイズです。
全てがミニマムに作られた展示物。
配線ケーブル専門。
KYBも。
うちのボタンは防水だよ!という事で、上からジャバジャバ水が流れていました。
マニアックレベル1
マニアックレベル2
マニアックレベル3
マニアックレベル4
ディスプレイにも凝っています。
そしてまた別の日、この日は早朝よりこのトラブル・・・
慌てて、パソコン2台並べて、何か移行出来ないかと思い、ネットで検索した「クローン作製・パソコンお引越しソフト」なるものを購入し、今の内に何とかリカバリーをと慌てふためいたのが運の尽き。
移したいソフトは全く移らず。
どーでもいいソフト(手動でも簡単にインストール出来るもの)だけ移ったけど、それでも設定がぐちゃぐちゃ。
それならと、一先ずメインPCをフルバックアップしようと2TBハード買ってきて移動するも、これが更に最悪な結果を招き。
メインPCは殆どのソフトウェアがクラッシュ状態で起動せず、全く使い物にならなくなった上、バックアップファイルを新しいPCに移動させたら、今度はそちらも更にグチャグチャに。
ソフト頼りで楽しようってのはダメですね。
ネット検索するとあっちこっちでそのソフトの名前が出て来るから、「今はこんな楽で確実なものが出来てるんだ~」なんて信じて安易にインストールした結果、メインPCはほぼごみ状態。
One Drive内のファイルだけはクラウドから得れたけど、ソフト関係は2台ともで壊滅状態。
海外に居て、ネットに繋がらないというのが一番痛い・・・
クラッシュファイルをリカバリーしようにも、モデムとLANケーブルが無ければダメだし、更にはLAN→USB変換が必要。
もう、モデムって時点でダメじゃん。
ホテルに泊まった際は、必ずチップを。
これは、私が昔京都に住んでいた時、
本当にお金が無くて、食べるものも無くて、
そんな中、アルバイト仲間から紹介されて、旅館のアルバイトを掛け持ちでやっていた時。
(旅館のバイトはご飯が出るので、空腹が満たされた上お金も貰えて一石二鳥。ただ、朝は5時半に出勤なので、朝が苦手な人はダメ)
朝、お布団の片づけをしていたら、朝食から帰って来たお客様が財布からおもむろに1,000円札を出して「ありがとうね!」ってしてくれて。
これが本当に嬉しくて。
100元は500円にも満たない金額ですが、金額ではなく気持ちなんですよね。
自分がして貰って嬉しかった事は、自分でも続けていこうと思っています。
ちなみに、台湾のホテルでは必ず回収してくれます。
日本のホテルでは、多くの場合はそのまま置かれていて、格式の高いホテルの場合はお礼の手紙まで添えられています。
こういう所もお国柄?が出ていて面白いですよね。
台湾はイギリスの影響もまだ残っているのかも知れません。
チップ文化、嫌いではないです。
自転車で走っていると、商店街の中に突然現れるカー用品店。
車が停められるところは周辺には見当たりませんでした。
タイヤ買ったら、何処で交換するんだろう?
日本に帰国するには、72時間以内の陰性証明が必要です。
日本の水際対策のため、台湾での陰性証明取得で約2万円・・・
朝食は、地元商店で買ったサンドイッチをモグモグ。
日本には無い味付けがこれまた楽しい。
島田さんが泊まったホテルの近くには屋台が!
日本に無いものが食べられるのも、海外に行った時の楽しみの一つです。
こいつは辛い!!
酸辣湯と餃子!
本場も食べてみました。
これは美味い!!
そして、この人は、よーー飲む!!(笑)
今日もAMPA会場。
電気自動車・電気バイクなど、最新技術が盛りだくさんです。
飛行機型ドローン。
これを、深センで見たかった(3月の訪中予定は敢え無く玉砕)。
純正換装タイプの大型モニターも多数。
バスも充実。
でも、電気ばっかりじゃないよ!ってとこも。
女性に群がるカメラ小僧・・・いや、カメラおじさんたち。
何処の国も同じ光景です(笑)
なかなか見れないこういった車両をまじかで見れるのも楽しい。
余談ですが、精華大学は世界大学ランキング16位でアジアNo1。
ちなみに、東京大学は39位。
アジア縛りで見ても、中国・シンガポール勢が首位独占。
高校しか出ていないお前がそれ言うか?ってね。
日本に居ては分からない本当の日本が見れるのも海外に行くことの醍醐味です(大学の事では無くてね)。
海外に行って見分を深める事の楽しさ・有意義さも強く感じます。
おじさん、撮影交渉中です。
「スープラになりたい」と思っている人が、きっとこの中に居ます。
HINO!!見参!!
センターコンソールからシートまで、特注で作る会社。
Vクラスをベースにしたマイバッハ。
後席専用超大型モニター!!
二人だけが、このVIP専用スペースを満喫できます。
ボディーフィルム、技術がすごい。
そしてここでも群がるカメラおじさんたち。
MIRAIも頑張っています!!
ヨーロッパは2035年に向けたEV化についてさっさと手のひら返しましたが、そんな事はおおよそ予想出来ていた事。
世界に負けるなTOYOTA!!
先見の明は、きっとこちら側にあるはず!
ただ、水素はちょっと・・・インフラが伴わないので、今後とも是非PHEVやハイブリッドでお願いします。
ちょっと休憩を!と思って入ったAMPA会場内のカフェに入ったら、私が以前通訳を頼んでいた田村さんとばったり!!(私の隣)
当日16時から会う約束をしていましたが、2時間も早くこんな所で会うなんて!!
お隣の眼鏡をかけた人は、葉さん!!
更にそのお隣(一番手前)は、以前フリークに工場見学に来てくれた奈良県の藤本さん!!
こんなところで、こんな偶然が重なって会えるなんて凄い!
聞けば、偶然にも今回田村さんに通訳を依頼したのが藤本さんだそうで。
そして、この少し後には葉さんの上司であり、台湾政府の経済顧問もしている陳社長とも会えました。
陳さん葉さんとは1年ほど前から交流を持たせて貰っていて、今後日本国内の自動車関連が安定して来たら、また新しい取り組みを行えるのでは!?なんて模索している所です。
この日は夕方から食事の予定が入っているので、自転車でのんびり帰るわけにも行かず、電車に乗って早々にホテルに。
蒸し鍋料理を堪能させていただきました。
写真は1枚も無し(-_-;)
また別の日。今度は台湾語(中国・繁体)に挑戦。
その日の朝は、日本語もカタコトの英語も一切通じないお店に一人で飛び入り。
台湾での朝食を食べてみようかと。
台湾でも意外にジェスチャーで行けるものです(笑)
半世紀生きてきたけど、今まで一度も飲んだ事のない不思議な味のするドリンク。
ホットとコールドがある様ですが、結局この飲み物の名前は分からず。
中身が一体何なのか分かりませんが・・・(笑)
餃子は美味しい!
お昼は牛肉麺!
台湾の料理は出汁をメインにした薄味料理が多いです。
このうどんも見た目を裏切ってかなりのあっさり味です。
同行している島田さんと合流し、更にそのご友人夫婦も九州から訪台。
実は今日は最終日。
この日だけは観光をと空けていましたので、
知り合いの人に頼んで、観光タクシーをチャーター。
十分(シーフェン)にも行きました。
島田さんは、もう充分に自由人ですよ!
ゲスい事を書けとの重責に耐えかねて、金運上昇カラー一色のランタンをチョイス。
他の三面は見せられたものではありません(笑)
内田さんご夫婦は4色ランタン。
これが鉄板です!
天高く飛んでいきます!
色んな所から大空に舞い上がるランタンたち。
裏側には商店街。
みんな楽しそう!
そしてここ、てっきり廃線かと思いきや、突然電車がやってきます!
不思議なもの、たくさん売っています。
イカは丸ごと!
名物の滝。
ディナーはシーフェンから車で20分ほど走った所にある海鮮専門店に連れて行ってくれました。
その辺り一帯がそうなのですが、目的としていたお店が開いていなかったという事で、急遽このお店に。
結論から言いますと、このお店、超ぼったくりでした。
いけすから希望の魚介類をチョイスして、秤で重さを測っています。
時々、落とします(^-^;
頼んでない「ほら貝」もすくってきます。
お店からの奢りだよ!的なノリで。
伊勢海老の血。
料理もお酒もみんなでシェアしたけど、これは全員が「変な味」。
ハマグリ。
死んでいて口が開かないものは回収して、隣の席でバターナイフ使って無理やり開けて持って来てくれました・・・あはは・・
そしてお会計。
ビール4本とジュース1本。
伊勢海老・魚の煮つけ・ハマグリ・カニで、合計NTD20,000!
日本円で約90,000円。
しかも、カードが使えないという・・・
今更だけど、このお店の評価を見たら、「評価が2.6」!!
「星ひとつもつけたくない」とか、
「恐ろしい金額を請求された」とか、
まぁ、読んでて逆に笑ってしまうレベルの評価ばっかり。
星5つ付けている人も稀にいましたが、それはサクラでしょう。
多くの方は星1つで、みんな請求金額の事ばっかり(笑)
そしてこの店の凄いのは、地元もしくは中国人からもぼったくっているという事!
日本人だからと言ってぼったくったのではない、ある意味ブレない姿勢が素晴らしい(笑)
ネタを買ったと思えば安い!!
でも、次からは入店前に評価を調べようと思います!!
ちなみに、
台湾内でも非常に格式の高い高級店でのお料理の値段は、
こんなもんです!(伊勢海老で約NTD1,000)
※NTDに約4.4掛けたら日本円になります。
そしてこの格式高いお店の店主は、マスクをアイマスク代わりにして客席で寝転んでいる事は無いでしょうし、調理が終わったら隣のテーブルでテレビ見たりも無いでしょう。
気を取り直して、士林夜市に。
かなり大きなナイトマーケットです。
どうやって表示させているんだろう。
今日でこのホテルとはさようなら。
長い間、お世話になりました。
旅行バッグを自転車に取り付けて、いざ、松山機場へ。
松山機場に着いて、搭乗手続き待ちをしていたら、
「I love TOKYO!!」と書かれたTシャツを着ている集団が!
今から日本に行くようで、全員台湾の方でした。
水際対策があるので、みんなワクチン打っているか、もしくは約2万円を支払って陰性証明取得しているのか、でも、そうまでして日本に遊びに来てくれて、しっかりお金を落としてくれるのでしょう。
本当にありがたい事です。
そしてようやく日本に帰国。
松山市の自宅に帰ろうと羽田から飛んだのですが、
余りの悪天候で着陸できず、ぐるぐると旋回しながら天候の回復を待ちました。
「場合によっては羽田に引き返すかもしれません」とのアナウンスが。
暫くすると、
「度重なる旋回で燃料を使いすぎて、羽田には戻れなくなったので、関空に戻るかも知れません」とのアナウンス。
「これが最後の着陸トライです。これでダメなら関空引き返し決定です!」と言われていましたが、残念ながら?最後のワントライで無事松山空港に着陸することが出来ました。
到着予定は本来21時でしたが、そこから1時間半ほどは旋回していました。
「漏れそう!」とトイレを懇願していたあのおじさん、CAさんに「席にお座りください!!」と言われていたけど、大丈夫だったんだろうか・・・
今回の訪台もたくさんの収穫がありました。
コロナに負けじと奮闘している勢いのあるアジアを感じ、新しい技術、新しい出逢いもあり、思わぬ偶然もあったり、そして最後にはボッタくられたり(笑)
そして、私の商売に関しても、今後の展開も含め新たな視点を見出せそうです。
次はまた1年後!
再見!!