西京極 紫の館

サンガの“S Adventure”の始まりはホーム浦和戦だった。
ウノゼロ勝利したサンガは大きな自信を得、敗れたレッズは低空飛行を余儀なくされた。
レッズサポに「すべてはサンガのせい」と恨まれててもおかしくない。
そのレッズとの再戦、水曜ナイター埼スタ遠征断念しての自宅DAZN。

前節ガンバ戦で一部のレッズサポが禁止されていたチャント応援したせいで、
Ｊリーグがレッズに対して2000万円の制裁金を科したとの報道あり。
これを単に「禁止行為を行った事に対する罰」としてネット上でも議論されているようで、
「声出しとコロナ感染関係ないだろ？」とか「他サポもやってるだろ？」とか
憤っている意見もあるが、それはちょっと違う、と個人的には思ってる。
一部のレッズサポは以前から至る所で違反行為を繰り返し続けてきた訳で、
サポに注意を促して欲しいという要求をレッズが無視し続けてきたのもの周知の事実。
今回の裁定はたまたま今下っただけで、遅過ぎた位。
さて、その直後の試合で当該レッズサポはどんな反応をするのか？

レッズからのレンタル組であるオギと金子は出場できない。
代わりに将吾を左サイドに配する4-1-2-3のフォーメーション。

前半９分、メンディが自陣ボックス内で岩波を倒しPK。
これをモーベルグに決められいきなりビハインドを背負う。
連動した攻撃が出来ているだけに勿体ない。

波乱はさらなる波乱を呼ぶ。37分、今度はアピピが松尾を倒してまたPK。
だがここは“神”福元降臨！モーベルグPKを見事阻止！！まだ望みはある！

後半サンガ２枚換え。メンディを下げて将吾をCBに戻し左サイドには本多。
颯太を下げて、将平と慎平とのWボランチにシステム変更。

この将平投入で流れを引き寄せて54分にサンガが得たCK。キッカー大前。
素晴らしいボールが入ってこれを武富の恩返しヘッドで同点！
その２分後、今度はウタカの股抜きに反応した楓喜が電光石火の逆転ゴール！

しかしこの試合はそれでは終わらなかった。
59分、今度はモーベルグに技ありゴールを決められ試合は振り出しに。

ここで大前に代えて黎生人投入。最終ラインを３バック（あるいは５バック気味？）に。
試合展開も目まぐるしいし、システム変更も激しい。まさに死闘。

終盤にミヤ、豊川と攻撃的な交代カードを切りHUNT3の執念を示す。
互いにオープンな展開の中、レッズ江坂のシュートには“神”福元が神セーブ！
攻めも攻めたり、守りも守ったり…


Ｊ１リーグ第20節　at.埼玉スタジアム2002
浦和２－２京都
【京都得点者】 武富、山田


勝てはしなかったけど、最高に面白い試合やった！
胸を張って京都へ帰って来てエエで、うん。

【サンガの現在の成績】 ６勝６分８敗　勝ち点24　10位↓

最後に…今日のレッズサポ、大人しかったなｗｗ