西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 監督/ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート

2023年03月06日 18時19分37秒 | 西京極シネマ
【主演】
 ミシェル・ヨー
 キー・ホイ・クァン
 ステファニー・スー
 ジェイミー・リー・カーティス
 ジェームズ・ホン

【ストーリー】
経営するコインランドリーは破産寸前で、ボケているのに頑固な父親と、いつまでも反抗期が終わらない娘、優しいだけで頼りにならない夫に囲まれ、頭の痛い問題だらけのエヴリン。いっぱいっぱいの日々を送る彼女の前に、突如として「別の宇宙(ユニバース)から来た」という夫のウェイモンドが現れる。そして彼から「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒せるのは君だけだ」と驚きの使命を告げられるが…

【西京極の評価】
いわゆる「転生もの」であり「マルチバースもの」。昨今ではよくある設定だし、展開も目新しくもないけれど、主要キャストが全員アジア人なので終盤の家族再生の件は同じアジア人としてかなり共感出来る。結局自分の人生を肯定的に受け止める事で人は幸せになれるって話。難があるとすれば、アクションシーンがかなり長く続くので中弛みしちゃう所と、下ネタが過剰な所。しつこいな~と思ったら、死体がオナラで水上バイクになる珍作『スイス・アーミー・マン』の監督か…納得。

【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆★★
 演出/演技 ☆☆☆☆★
 映像    ☆☆☆☆★
 音楽/音響 ☆☆☆★★

おまけ:
『インディー・ジョーンズ 魔宮の伝説』のショートラウンド少年を演じたキー・ホイ・クァンがダメ親父とイケオジの二役を演じ分けてます。ええ感じのオッサンになったなw

P.S.
今回のレビューで当ブログ内カテゴリー「西京極シネマ」の記事が1000件目達成致しました~っ!今後とも面白かった映画、そうでもなかった映画、取り混ぜお伝えしていきますので宜しくお願い致しま~す!

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