idlers games @ ASTON MARTIN V8
「No ASTON MARTIN No Life !」
私にとって、今年100周年を迎えたアストンマーティンでレースをすることは10年来の目標でした。
2000年に初めてイギリスに行き、そこからビジネスラインの開拓とともに、アストンマーティンで走れるレースがあることも知ってしまったんです。
イギリスでレースをしていたアストンマーティンは、どのモデルもそれまで想像していたのとは遥か違う次元でコーナリングし、並居る強敵とデッドヒートを切り広げていました。
戦後クラシックモデルの2litter Sport(DB1)やDB2、DB4、5、6等は、クラッシックカーラリーで何度も活躍させ、ある程度の成績を残してきた私ですが、V8でレースをする目標を達成できる日がとうとうやってきました!
「アイドラーズ ゲームス スプリント 第1回戦 筑波サーキット」
私がデビューレースにこのレースを選んだ理由はただ1つ。
「いま、一番熱いレースだから!」
もちろんレギュレーションもしっかりとしているし、何より走っている人たちが熱い!(主催者も熱い)
クラスはTM-3となり、TMクラスの最上級クラスでレースをします。
同じクラスにはS30ZやハコスカなどフルチューンなL型エンジンの強者たちの中、足とブレーキだけの全くノーマルなV8で初めてのレースを戦います。
レースするクルマの車高は低いほどカッコいい!という私の持論(カッコいい>速い)。
「可能な限り車高を下げたい」
で出来上がったこのスタイル!
フロントスポイラーは、イギリスで走らせているチームから譲っていただいたもで、以外は全くノーマル状態です(ホイールは18インチに変えてます)
同日に行われた走行会「ユーロトレーニング」とダブルでエントリーし、いろいろセッティングを替えて試しながら初めてのレースに挑みます。
まずは予選から。
フリー走行形式のタイムアタックで、前のクルマとの距離を取りつつ(と言ってもあまり追いつけない)チョットだけ頑張ります!
なんとなく雰囲気がつかめたので、ピットインしてタイヤプレッシャーの確認。
左側を確認してフロントを少し下げる。
アウトラップを回り、最終コーナーをフルスロットルで立ち上がって1コーナーまで駆け上がる!
1コーナー出口からアクセルを床まで踏んで。
あれ?
加速しない。
・・・・
一瞬(0.5秒ほど)のうちにいろんなことが頭をよぎる。
エンジンが止まっているのがわかるまで約1秒。
ひざがキーにあたってOFFになってたのに気が付いたのがS字の直前。
自分でも熱くなっていたと自覚し、自ら時間を残してアタック終了。
冷静になれる自分がいたのでレースは大丈夫だろうと自分なりに納得して予選を終え、栗山メカにフィーリングをフィードバックして、そこからフロントのトーを調整!
調整後にユーロトレーニングで確認して感触もまずまず。
予選は13位(24台中)だったので、決勝のグリッドは13番で内側です。
(これだけ後ろだとインもアウトもきっと変わらないです)
決勝の模様は次回に続く!
No ASTON MARTIN No Life !