文化庁から委託を受けている伝統文化親子教室事業の第14回甲斐市親子剣道教室を11月27日(土)夕、甲斐直心館道場で行いました。次回15回目は発表会となっていますので、教室としては実質的に最終回、まとめとなりました。終盤は木刀による剣道基本技稽古法を竹刀で学ぶなど、初心者にはやや難しい内容も取り入れていますが、幼児も保護者も真剣に取り組んでいただいています。
午後5時30分現在の道場内の室温は16度、湿度は55%でした。参加者は39人でした。手指消毒を済ませ、道場に礼をして入り、検温票を提出します。早速、打ち込み台に向かって面打ちを始める子ども、野間道場の黒い床を目印に跳躍面素振りを始める子ども、裸足で道場内を走り回る子ども。それぞれ大好きな剣道に取り組みます。この日はコロナ禍で中断からしばらく足の遠のいていた小学生も久々に復帰してくれました。
小6中込さんの号令で正座。準備体操のほか、子どもたちの号令で握る運動110回、開く運動110回、膝曲げ伸ばし片足立ち60秒をして、体幹と平衡感覚を磨きました。片足立ち1分でかなりの筋力トレーニング効果が期待できます。少し屈伸を加えるだけで、負荷は何倍にもなります。
竹刀を構え、前進後退右左の足さばき、三挙動の素振り、前進後退正面素振り、左右面素振りを行いました。
「木刀による剣道基本技稽古法」に取り組みました。鷹野、橘田先生が基本1〜基本9を演武。全員が相手を組んで基本1、基本2、基本3を稽古し、発表しました。
面着け後は15分間。面打ちや小手面打ち、小手胴打ち、小手面胴打ち、面面打ちなどを行い、面を着けているもの同士で立ち合いを2回だけ行い、切り返しをしました。また、参加者が面一本で稽古を締めました。
終わりの正座では1人1人が感想発表しました。午前中のスポーツテストに続いての参加者も少なくなく、剣道で高めたいところなどについてしっかり発表できました。
次回15回目は文化庁委託伝統文化親子教室事業甲斐市親子剣道教室の発表会です。時間はいつもよりも1時間早く始まります。教室に参加した子どもさんはふるってご参加をお願いいたします。修了証、参加者賞の授与などを行います。
第15回甲斐市親子剣道教室・成果発表会
12月4日(土)16:30〜18:30(16:00開場)甲斐直心館道場
※甲斐市篠原3218−2
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甲斐直心館鷹野道場は、甲斐市篠原3218−2です。道場北西に10台ほど駐車できるスペースがあります。ご利用ください。駐車場がいっぱいの場合、稽古参加者用に法久寺のご厚意で空いている時は駐車場を貸していただいています。墓参の支障にならないよう、必ず西奥の方から駐車してください。
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