前回
ゆうがおはじめて物語④~トチギに戻ってきた非リア充、新境地ヲ開拓スル
の続きです
前回
かんぴょうは
栃木県が生産第1位の農産物なのに
かんぴょう巻きだけでしか食べないなんて
もったいない!!
と思って飲食店さんにかんぴょう普及活動をしていたのに
かんぴょうは
かんぴょう巻きだけでいいじゃん
と某レストランシェフに言われてしまい
かんぴょう戦士ちびまるも
ノックアウト寸前
それを言ったらおしまいじゃー
(ノД`)
ただ、ワタシ
かんぴょう巻き以外普及しにくいネックはココなんだと気付きました
トチギケンミン、(特に産地)
かんぴょうって珍しくもなんともなくて
(だって江戸時代から作ってる)
当たり前に食生活の中にあるもの
いまさら食べ方変えようと思う人がいない
だって変える必要性がないから
そういう人が大半だということが分かっただけで
前半の普及活動は成果があったな~と
転んでもタダでは起きないワタシなの
転職の面接でうっかり言い間違い!社長大爆笑!そして合格したハナシ
なので手あたり次第←
かんぴょう普及活動するのはやめ
栃木の食材を積極的に使っているお店
に焦点をあてました
焦点をあてたというか
お店に食べに行った時
栃木の農産物に興味がある店主さんだったり
メニューに栃木県産の珍しい食材を使っていたり
割と攻めた食材を使っていたり
この食材ってこんな食べ方もできるの!?
というメニューを載せていたり
そんなお店だと
自然に栃木の農産物で話が弾む
かんぴょう問屋だというと興味を持ってもらえる
こんな食べ方できそう、など逆に提案してもらえる
そんな活動をしばらくしているうちに
いくつかのお店さんでかんぴょう料理やってみようかな
と言っていただけました
そこで
かんぴょう料理をあちこち食べて
スタンプラリーのようにしたら面白いんじゃない
制覇した人には景品があると
あちこちの飲食店にも行くようになる
そんな企画を思いつきました
今ほどネットでお店検索して食べ歩くことが盛んではなかったので
どうしたらたくさんの人に知ってもらえるかな???
と告知方法に悩んでいたら
食べ歩きしているうちに仲良くなった
栃木市のビストロ、エピキュールさんから
新聞社に企画書出せばいいんだよ
とアドバイスしてくれました
地域の情報なので
企画書を出して
内容を先方で精査し、OKなら
取材→新聞に載るよ~
と私が思っていたよりハードルが低いことを教えてもらい
各店舗さんに企画の了解を取り
速攻企画書を作る!
チラシもスタンプラリー用のカードも速攻作る
エピキュールさんにできたよー
と報告したら
早っ!
と驚かれました
そこは前職のIT企業で培ったモノ
畑違いの仕事だと思っていたけど役に立つこともありました
新聞に載せられることが当時は頭になくてびっくりしましたが
新聞社に送った企画は無事、了承され、取材を受け
新聞に載りましたー
私の人生初新聞記事がいいニュースでよかった
かんぴょうはかんぴょう巻きだけでいいじゃんと一刀両断されたワタシを
拾ってくれ、企画にご協力いただいたお店の方々に感謝です!
かんぴょう料理の初めの一歩を踏み出すきっかけを作ってくれ
その後もたくさんのアドバイスをしてくれた
エピキュール店主、キタオさんは
数年前に病気で他界しました
元気なころのキタオ兄さん。山車が魅力のとちぎ秋祭りで撮影
お店は閉店してしまい
もうキタオ兄さんの料理を食べることができないけど
兄さんのレシピはじつはこっそり?受け継いでいます
この後のゆうがお物語にも再登場します
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