いつもブログをご覧頂ききありがとうございます。
さて、今日のお客様
「何もやる気が起きない」
と、少し鬱気味な症状をお話ししてくださりました。
そんな自分に嫌悪を持ち、そんな自分に嫌気をさしているかたも多いですが
至って普通の事なのです。
ストレスという用語は、もともと物理学の分野で使われていたもので、物体の外側からかけられた圧力によって歪みが生じた状態を言います。
ストレスを風船にたとえてみると、風船を指で押さえる力をストレッサーと言い、ストレッサーによって風船が歪んだ状態をストレス反応と言います。
医学や心理学の領域では、心や体にかかる外部からの刺激をストレッサーと言い、ストレッサーに適応しようとして、こころや体に生じたさまざまな反応をストレス反応と言います。
私たちのこころや体に影響を及ぼすストレッサーには、
「物理的ストレッサー」(暑さや寒さ、騒音や混雑など)
「化学的ストレッサー」(公害物質、薬物、酸素欠乏・過剰、一酸化炭素など)
「心理・社会的ストレッサー」(人間関係や仕事上の問題、家庭の問題など)
があります。普段私たちが「ストレス」と言っているものの多くは、この「心理・社会的ストレッサー」のことを指しています。
職場では、仕事の量や質、対人関係をはじめ、さまざまな要因がストレッサーとなりうることが分かっています。
※ハンス・セリエの全身適応反応症候群より抜粋
全身適応症候群は大きく以下の3期に分けることができます。
①警告反応期
警告反応期は、ストレッサーによる身体の緊急反応の時期です。
これはショック相と抗ショック相に分けられます。
ショック相は、ショックに対して適応できていない段階です。
たとえば、突然目の前に車が飛び込んできたことをイメージしてみてください。
体温・血圧・血糖値、筋緊張の低下、血液の濃縮、急性胃腸潰瘍の発生などが見られ、その症状は早くて数分長くて1・2日くらい続きます。
抗ショック相は、ショックによる生体防衛反応が高度に現れる段階です。副腎肥大、胸腺リンパ組織の萎縮、血圧・体温・血糖値の上昇、筋緊張の増加などが見られます。生体の適応現象が始まる時期です。
②抵抗期・防御期
ストレスが続くと適応反応は抵抗期に入ります。この時期は持続するストレッサーと抵抗力とが一定のバランスをとり、生体防衛反応が完成される時期です。しかし状態が長く続きだんだんと蓄えていたエネルギーが消耗すると、適応力が徐々に低下していきます。
③疲はい期
疲はい期では、適応エネルギーの消耗からストレッサーと抵抗力のバランスが崩れ、再びショック相に似た兆候を示すことになります。体温の下降、胸腺・リンパ節の萎縮、副腎皮質の機能低下などが起こり、最悪死に至ることになります。
ストレスを感じたことで起こる体の変化を理解し、
その時に適切な処置をすることで、
疲弊を重篤化することを防ぐことができます。
なので、この二か月の疲れを今感じているというのは、
非常に普通の体の反応であり
「心身の変化をキャッチできる通常な状態」といえます。
ストレスを知らない、ストレスを認識しないというのは非常に問題で
これが突然の疲弊を生み出します。
少しづつでもいいので体の変化、心の変化をキャッチして、その時に
休む
リラックスする
体を動かす
逃げる
立ち止まる
などの方法を見つけること
ストレスは生きている以上無くなることはありません。
なので、どう付き合っていくか。
無くすことが出来ないならば、対応を考えることが大切です。
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