合気道の基本技である「呼吸法」。
ただ腕を曲げて上げるだけにしか見えない。
しかし、この動作を正しく再現できれば、力も使わず相手を制することができる(らしい)。
いまだ二段のまま進歩のない私は、呼吸法についていろんな指導者の方からそれぞれの表現でご指導いただいて来たがまだまだできていない。
今日も、とてもいい表現で教えていただいた。
手首をつかまれての呼吸法で、
「相手の腕のことは忘れて、コップの水を飲むイメージで腕をあげるとよい」
実はコップの水を飲むときの腕の動きは微妙な捻りが入っている。
この捻りが相手の力とぶつからない秘訣らしい。
さすがにコップで水を飲むことはできるので、これはすごいと思った。
コップの水をこぼさないよう無意識に水平に保つ動きをしているのも関係しているかもしれない。
もうひとつ、腕をムチのように力を入れずに動かすときには、おへそで動かすイメージがいいと言われていた。
腕の力で振るのではなく腰を入れるためにはこのようなイメージはいいなと思う。
人の身体の動きは奥深いなと思う。
ワロハ~♪