しがない公務員の大阪通信

大阪在住、在職の公務員が大阪の過去、今、そして未来を考えます。

日本に大阪市は必要ないの?

2022-01-03 | 今日の大阪
あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

さて、
昨日こんなツイートをしたところ、
かなりの反響がありました。

ロンソル

どうしても大阪市をなくさないといけないらしい。でも、大阪市をなくさないといけない理由がわからない。大阪市の格を下げるだけでもいいのではと個人...

Twitter

 


ツイートから丸1日で約1.4万インプレッションをいただきました。

このツイートは、
ある言葉が目についての反論ツイートでした。

「都構想をこれからも掲げ続けます」

これは、
関西の某番組で、
吉村大阪府知事が言った言葉です。

この番組を見ていたわけではなく、
ツイートに上がっていた画面しか見ておりませんが、
結構誇張したテロップでしたし、
今後3回目の住民投票を見据えていることは言うまでもないです。

ただ、
すでに2回住民投票で否決されており、
さらなるブラッシュアップも困難な中、
すでに府市共同の部署が次の通りできています。
・副首都推進局
・万博推進局
・IR推進局
・大阪都市計画局
・大阪港湾局

この部署は、
府主導と市主導があり、
(給料等の)身分も様々なので、
それだけでも大阪市がややこしい状況になっていますが、
また大阪市廃止を考えるとなるとますますややこしい状況になります。

そんなややこしいことをしている間に、
政令市としていろいろとできることも放棄している状況で、
大阪市としての魅力がどんどんなくなっている気がしています。

そう考えると、
大阪市が1市町村としてもう一度見つめなおしていく必要があるのではと思い、
ツイートしました。

このツイートに対していろいろとご意見があろうかと思いますが、
あくまでも1職員であり、元大阪市民として思ったことですので、
反論はせずにそのままにしておりますのでご容赦ください。

個人的には、
大阪市として2つの道があるのではと思います。

①(分市を含めた)政令市から中核市以下への変更
②大阪市の事務すべてを大阪府が担う

大阪市の規模が大きいのであれば分けることも選択肢だと思いますし、
二重行政を打破するのであれば122年前に戻って大阪市街地を大阪府が直轄するするとも選択肢だと思います。

でも、
「大阪市」をなくしてしまうと、
後戻りができませんので、
大阪市をなくして特別区に再編することはあり得ないと思っています。

大阪府知事の発言がどう影響するか、
2022年も混迷する1年になりそうです。


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