こんばんは、沙久良です
お待たせしました、石見クエスト・略してイワクエの続きです
その前に告知をさせてください↓
秋分の豊穣一斉アチューメントは只今受付中です!個別言の葉はなしのアチューメントのみですが、いつもの様に開始ギリギリまでお申し込みをお待ちしております
(ギリギリの場合確認のメールが終了後になります。メールは事前チェックが出来ますが、返信までが出来ない為お許しくださいませ。)
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笹舟に導かれながら於保地盆地をドライブし、途中大林銀山近くで一筋の銀の流れを掬い取りました。
大林銀山は毛利元就氏の時代に採掘が始まった銀山です
先月下旬に読んだ『石見戦国史』にてこの大林銀山の事を知り、銀山の名前は採掘が本格的に始まるまで他に知られない様に地名ではなく別の名前を付けるというのを知って驚きました。大内氏が開いた石見銀山こと大森銀山に対し、毛利氏が開いた銀山は大林と名を関したという一節があったのです。
そんなオオムラサキの才能を持つ友達は毛利氏の子孫
なので友達に所縁の深い銀山の氣はさらに友達を護るのではと思ったのです
他にも私の周りには尼子氏の子孫の友達もいたりと、戦国時代争っていた一族と今は仲良く遊んでいるという不思議さ!
きっと先祖の因縁てこうやって子孫が仲良くする事でも解消されていくのでしょうね
銀の笹舟に銀の氣の流れを一筋掬って向かったのは、志都岩屋神社
大田市の海の静の岩屋に対して、こちらは山の志都の岩屋です
「ここも雰囲気いいね!」
「ほんまですね!」
と、あーちゃんもあんこちゃんも気に入ってくれた様子
木々が茂り、山の氣が濃厚に満ちる参道を上って行きます
階段中ほどまで上った所で、銀の笹舟がザーッと一気に進んで行きました。その瞬間、パーッと参道に光が満ち溢れます
(ああ、先に清めて道をつくってくれたのか。)
御神氣満ちる参道をさらに清めてくれて、足取りも軽くなります
拝殿に到着し、参拝
「家庭用電気なのがなんかいい!」
こういう小ネタにキュンっとしますね
参拝を終えて御神体の鏡岩へ
「おっきい!」
「すっごい~!」
2人とも磐座に感動しています
「はい、紙縒り。これを岩の穴に通して結ぶと願いが叶うんだって。」
参拝した後に授かった紙縒りを2人に差し出します。
「なかなか通らない~!」
「あ、私通りました!」
「え!?早い~!」
「やっぱり純粋な人ほど早く通るんだねぇ。」
「いやいや、穴が大きかったんですよ。」
「その大きな穴を見つけられる所がすごいんだよ!」
などなど、3人で話しながら紙縒りを通している間に、私は鏡岩の御神氣を少し授かり、それに銀の氣をグルグルと巻いていきます。
(さて、巻いたものを届けねば…。)
アチューメントして届けるかと思いながら呼吸を整えていると、ふいに後ろに人の気配がして振り返ると、
そこには毛利氏の幟を掲げた若武者が1人立っていました
あんこちゃんが通した穴に紙縒りを通しにあーちゃんもチャレンジしているので、その間にちょっと2人から離れて若武者の傍へと近寄ります。
(これを渡していただけますか?)
銀の氣でグルグルと巻いた鏡岩の氣を若武者に渡すと、
『しかと承った。』
頭を深々と下げてくるりと後ろを向いてタンっと地面を蹴って宙を駆け上がっていきます。
その先には銀色の馬が待っており、その馬に跨って友達が住む土地へと向かって走り始めました
(銀の笹舟は銀の馬にもなるのか。すごいな…。)
きっとあの届けた若武者は友達の守護者の一柱なのでしょう
友達自身は毛利氏の末裔である事は知っていても、ふ~んという程度ですが、それでもしっかりと護られているようです
(案外、オオムラサキの才能は毛利氏の才能なのかもしれないねぇ。)
血によって受け継がれる才能は、子孫の誰しもが受け継ぐのではなく、時に先祖返りの様に血の濃い者が受け継ぐのかもしれません
(それがどんな風に開花していくか、楽しみだねぇ。)
ふふふと笑って若武者が去った空を見上げ、そして私も2人が通して結んだ穴に同じく紙縒りを結んだのでした
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「あ、彩雲!」
後部座席で空を見上げたあーちゃんが叫びます。
「え?出てるの?」
「うん、すっごい鮮やかな彩雲が!」
「どれどれ…。」
運転しながらなのでチラリと左上を見るだけでしたが、それでも太陽の周りを囲む色鮮やかな彩雲が広がっていました
それは夢でみた鳳凰の彩雲の様で、再び蘇って羽ばたいている様子を表しているかのようでした
「すごいね!沙久良さん、夢で彩雲みたって言ってたじゃない!それこんな風景だよね!」
「うん、まさにこれだね。」
無事に若武者は銀の鏡岩を友達に届けたようです その合図に空には夢と同じ彩雲が現れたのでしょう
(この彩雲は毛利氏の合図の彩雲だよなぁ。すごいな、毛利氏!というか、毛利元就公!)
何となく、友達の開花する才能はそんな元就公譲りの才覚なのかしらと思いました。自分では気づいていないけれど、とても広く深く物事を見渡して分析して自分なりに答えを出せるので
(元就公にもお礼参りにいつか行かねばな。なんというか、今も尚、私も助けられましたよ、元就公に。)
智将毛利元就公の御助力はスマートで自分が行ったとはけして教えてくれない。
そんな所もまた魅力的で、そこもまた友達に似ていると思いました
(今日の話もまた友達に伝えよう。きっと喜んで聞いてくれるに違いない。そしてもっと毛利氏に護られている事も自覚する様に伝えようっと。)
そしたらきっと友達は自分の子供たちへと伝え、その御加護も受け継がれていくのだから…
終
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