現代は情報過多な時代なので、色んな人たちの活動がSNSなどでリアルタイムで流れてきます。
中にはそうした活動を見て自分がちっぽけに思えて落ち込む人もいるかもしれません。
周囲が成功して羨ましく思ったり、リア充な人たちに嫉妬したりして。
しかし、そんな時は心を落ち着けて自分が持っているものに目を向けてみよう。
誰だって必ず何かを持っているはずだから。
自分にないものを数えて嘆くばかりではいつまで経っても心は満たされません。
「コップに半分しか水がない」と叫ぶより、「コップに半分も水がある」と言える人の方が心に余裕があると感じるでしょう。
心に余裕を持てば周りに流される事もなく、他人と比較して嘆く必要もなくなります。
みんなが頑張っているからといって自分も頑張らないといけないわけじゃないし、みんなと同じを求める必要もありません。
なぜなら自分は自分であればいいからです。
頑張りたいなら頑張ればいいし、頑張りたくないなら頑張らなくていいし、自分が好きなように今を生きればいいのです。
ただ、周りが羨ましく思えて嫉妬してしまったとしても、それでアンチ行為に走るような愚かな事はしない方がいいですね。
「友がみな われよりえらく 見ゆる日よ
花を買ひ来て 妻としたしむ」
これは明治の歌人、石川啄木の歌です。
周りに負けまいと無理をして自分の意志に反する行動をしなくても、日々の幸せを感じるだけでも幸せではありませんか?
他の誰かとわかりあえない時だって私たちは誰もが「自分」という最強で最高の味方を持っているのです。
その自分を信じればいい!
特に優れたものが何もなくても「私はこれでいいんだ」と言ってみよう。
才能も実績も根拠もなくていいから「自分に自信がある」と認めてあげよう。
こんな最高な自分と今日も好きなように生きられるのだから。