時には自分の心を束縛している「何の根拠もない通念」を疑おう。
僕たちの多くは子どもの頃から「●●するのが普通だ」とか、「何歳になったら●●するのが常識だ」といった考え方を植え付けられ育った。
だから自分の意思に反して大学を選んだり、就職したり、結婚したり、子育てしたり、ゴルフを始めたりなんかする。
「この年ならマイホームくらい持ってないと」
「この年なら貯えはこれくらい持ってないと」
そんなふうに「●●すべき」に囚われて、そして悩んだり苦しんだりする。
しかしその一般通念は本当に正しいのか?
もし君を悩ませている通念があるのなら、その一般通念を疑ってみる習慣を持とう。
そうすると悩む必要のないことで悩むこともなくなり、自分自身を解放していくことができるはずだ。
なぜならその一般通念こそ僕たちが幼い頃から自然と思い込まされた「なんの根拠もない通念」だからだ。
常識も普通もあたり前もない。
僕たちがあたり前と思っている事の中に大きな誤謬(ごびゅう)が潜んでいる。
だから君を悩ませている通念を疑い、「本当にそうすべきなのか?」と自分自身に問いかけよう。
そうやって通念を疑う習慣が持てれば、君は君なりの生き方で幸せに過ごすことができるようになるはずだから。