東京回想・古道・旧道・廃道編である。

現在、品川・目黒・大田あたりの城南地区の古道・旧道・廃道を対象に描いている。

ただ、ここでかなりたくさんの興味深い古道がたくさんあることが判明した。

品川なんか、今でもこの道が4車線になっていたら、使い勝手が良かったんじゃないか、なんて道が生活道路として残っている。

しかし、それらを全部書いていると、全然先へ進めない。

なので、ここでちょっと定義の設定追加及び今回の優先対象を考え直す。

まず、優先する対象は、基本的に明治以前の昔の街道が、関東大震災以降の近代的な自動車道路に変容する際に、拡幅されずに取り残された部分とする。

いわゆる「旧道」である。
「新道」として作られた部分があって、残された部分と言えばいいか。

つまり、自然河川を改修する際に、くねくねと蛇行する流路を直線にしていくと、三日月湖として残る部分がある。
今回は、いわば「道路の三日月湖」と言える部分を優先して書くことにする。

比較的取り留めのない単なる「古道」は、ちょっと優先度のプライオリティを下げることにするのである。

まず優先は「新道」のある「旧道」である。

ただ墨守するわけではない。
興味深いところがあれば、どんどん書いていくのである。

まずは報告である。



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