私が勤める職場の売場では、基本、飲食しながらの買い物は注意するようにしているが、持ち帰り用のコーヒーは床に置いて買い物する客以外は注意しないようにしている。
床に置いてこぼされる事は頻繁にあり、大人がそれをアカンと思わないアホぶりであるから、それだけは注意する。

また、バギーに乗せた子供に食べ物を与えながら来るのは良いが、その食べ物がついた手で子供というのは手に当たる商品を触る。
そうすると売り物にならなくなる。
ポテトチップスの油、チョコレート、潰されたバナナ…
注意すると、ほとんどの母親があからさまに怒りを露にするが、関係あるかい…
ワシは言うで…

先日、ランチをタッパーに詰めたものをタッパーごとバギーの孫に与えながら店に入ってきた祖母に注意した。
で、祖母は激怒した。
私と祖母の言い合いにマネージャーが加わり、祖母は「食べ物を与えていないと、おとなしくならないという理由であっても駄目だと?こっちには理由があるのよ!」と言った。

マネージャーが「勿論、例えば自閉症などの理由であればお子さんの場合は許可することもありますが、その場合はして居場所での許可で、店内をうろうろするのはご遠慮頂いておりますが、皆さんご理解下さいます」と説明。
すると祖母は「ああ、だったらうちの孫は今から自閉症ということにしたら食べれるんでしょう?だったら許可するんでしょう?」と言った。

マネージャーは目を上に向けて呆れた、話にならないという態度を取り、そのまま去った。
私もレジに戻った。
しばらくマネージャーと二人で無言になってしまった。
なんというか…こんな厚い壁があるのか…というのだろうか。

溶けそうなアイスクリームを食べながら店内をうろうろする老夫婦に注意した時も「店の前で売ってるからよ!」と夫婦は怒った。
店の前て…向かいにあるチョコレート屋で売ってるソフトクリームはうちの店と関係あらへんやん…

結局、キレた祖母は勝ち誇った顔で私達に「買いたいものか無いので来ただけガソリンの無駄だったわ」と言って帰って行った。
フロアの床には当てつけなのか、ポテトチップスの入っていた袋が捨てられてあった。
数分、拾う気になれなかった。
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