職場でスタッフらと話していた際、物価で何が一番値上げを感じたかの話しになり、同僚のSは「衣類洗剤」と言った。
値段はそのままで、しかし明らかに容器は薄く小さくなり、容量もかなり減った。
粉洗剤とキャップに自分で注ぐタイプの液体洗剤は確実にそうなったと言った。

ただ、容量が減ったが一つ良いことがあるとSは言った。
それは洗剤に含まれる芳香剤が強くなった事である。
7日間は洗いたての匂いが持続しますよと書かねば、最近は売れなくなったのだとニュースでやっていたらしい。
生活費の上昇でシャワーと洗濯の回数を週1-2回にする人が増えたため、1週間身体を洗わず同じ衣服を身に付けても洗いたての香りが持続する洗剤が売れるようになり、商品によっては品切れが続いているという。
なんともイギリス人らしいアイデアだと、思わず感心してしまった。
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