部活

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息子がある部活に入った。
娘は「あー…その部活、頭の良い子が多いけど、オタクやと言われていじめられてる子がいた…」と、我が弟が入部するのを躊躇うように言った。
私は「どんな部活であれ、他人がそれを馬鹿にするのは頭の悪いやつがすることで、堂々と行きなさい」と息子に言った。

入部当日、部活が終わる夕方まで娘は弟が心配だからと、図書館で宿題をしながら待機した。
優しい姉である。

息子は嬉しい顔で学校から出てきて車に乗り込んだ。
楽しかったと言った。
行って良かったと言った。
部員は6人で、息子の学年は息子一人のみ。
先生も年上の児童も親切にしてくれたと言った。
私は息子に「先生の名前は?」と聞いた。
息子は「知らん。けど先生、発達障害やねんて。先生がそう言うてた」と言った。

凄いなと思う。
イギリスはそれがオープンである事と、その人に長けた才能を認めたなら役職が得られる、ごく普通の採用と何ら変わらない所が関心する。
以前は毎日部活があったが今は人数が減り、週1になった。
何でも良い。
熱中出来たらそれが青春。

私なんてバスケに熱中したが、今のような田舎生活をすると知っていたなら、絶対に園芸部に入っていた。
花を綺麗に咲かせられない庭のある家はイギリスでは駄目な主婦だと言われているような気がする。
野菜を上手く育てられない自分は、誰もが出来る事を出来ない劣等感を持つ。
園芸部に入っていたクラスメイトの男子2人は、今も園芸をやっているだろうか…
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