おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

向島百花園。ハギ。その前に、「変化朝顔」展示会。寺島なす。おとこえし。・・・

2022-09-18 21:00:57 | 向島百花園

                 

9月17日(土)。晴れ。

台風の来る前、百花園に出かけました。ハギが満開。他の秋の七草も咲きそろう時期。訪れる人もたくさんな昼下がり。

園内には、「変化朝顔」の展示。

向島百花園では江戸時代から続く園芸文化の保存と伝承のため、農産高等学校と協力して変化朝顔を展示しています。江戸っ子に親しまれた、珍花奇景色な変化朝顔の世界をお楽しみください。

協力:東京都立農産高等学校園芸デザイン科 園芸部    

         

夏の朝を彩るアサガオは,多くの日本人にとって非常に親しみのある植物だ。だが,普段見慣れた大輪の丸い花以外にも,さまざまな姿のアサガオがあることをご存じだろうか。ここで紹介する写真や絵のほとんどは,アサガオ(学名:Ipomoeanil または Pharbitis nil)という1つの種から突然変異によって生まれたものだ。とても同じ種とは思えないくらい,葉や花の形は変化に富んでいる。

このようなアサガオの突然変異体は,「変化アサガオ」あるいは「変わり咲きアサガオ」と呼ばれる。変化アサガオは江戸時代後期(18世紀中頃中頃)に出現し,昭和初期まで熱狂的なマニアによって栽培され,現在まで保存されている。

アサガオは日本独自の発達を遂げた園芸植物だが,日本には自生していない。今から1200年ほど前の奈良時代に,中国から薬草(下剤)として渡来したと伝えられる。最初に伝えられたアサガオは,青一色の丸い花だった。やがて,観賞用としても人気が高まり,全国に広がったと考えられる。

江戸時代の後期に多様な変化アサガオが生まれた背景には,動く遺伝子「トランスポゾン」の働きがある。トランスポゾンが突如活動を始め,アサガオの色や形を支配する遺伝子を片っ端から壊していったのだろう。こうした劣性突然変異は通常,すぐには表現型として出てこない。しかし,アサガオは自殖性(自家受粉する性質)が強い植物なので,短期間のうちに突然変異遺伝子が相同染色体の両方に現れ,その結果,変わった花色や形のアサガオが生まれて来たと考えられる。

著者 仁田坂英二(にたさか・えいじ)

 九州大学大学院理学研究院生物科学部門分子集団遺伝学研究室助手。理学博士。 1962年大分県生まれ。1990年,九州大学医学系大学院分子生命科学を修了後,日本学術振興会研究員を経て,1991年からハーバード大博士研究員。1993年から現職。1997年から2000年にかけて,科学技術振興事業団,さきがけ研究21(形とはたらき領域)の研究員を併任。ショウジョウバエの遺伝学的研究を経て,現在は子どものころからの趣味でもある変化アサガオの研究に取り組んでいる。

(この項、「」HPより)

ちょっと時期が遅かった! 残念! それでもまだ咲いている変化朝顔も。 

 

   

             

大輪の朝顔。

他にも、「寺島なす」。

「おみなえし(女郎花)」ならぬ「おとこえし(男郎花)」。

オミナエシ科の多年草。オミナエシに姿形は似ているが、花の色は白く、姿は遙かに逞しい。(「WIkipedia」より)

こちらが「おみなえし」。

「みずねこのお」。水生植物。

 

             「ごきづる」。

つる性1年草
北海道〜九州の水辺に生える。葉は長さ5〜10cm、幅2.5〜7cmの三角状披針形で、先端は尖る。葉腋から花序をだし、小さな黄緑色の花をつける。雌雄同株。花序の上部に雄花が総状につき、基部に雌花が1個つく。花は5全裂し、裂片は細長い。萼も同じ形なので、花びらが10個あるように見える。雄花の中心部には5個の雄しべがある。雌花は雌しべのまわりには退化した雄しべがある。果実は長さ約1.5cmの蓋果(がいか)で、熟すと横に割れる。なかには黒褐色の種子が縦に2個並んでいる。花期は8〜11月。

(この項、「 松江の花図鑑」HPより)

※和名は果実を「ふた」付きのおわんにみたて、合器ツルと呼んだからであるという。

「さんざし」。

庭木盆栽として、花や果実が鑑賞されている実生挿し木取り木などで繁殖できる。樹勢は強健で、寒地にも耐えるため栽培しやすい熟すると赤くなる果実生薬になり、山査子(さんざし)とよばれる果実酒ドライフルーツなどの用途がある。

サンザシや近縁のオオミサンザシC. pinnatifida)の干した果実は、生薬名で山査子/山楂子(さんざし)といい、健胃、整腸、消化吸収を助ける作用があると考えられている。秋(9 - 10月ころ)に完熟前の果実を採取して核を取り除き、天日で乾燥して作られる漢方としては高血圧健胃効果があるとされ、加味平胃散(かみへいいさん)、啓脾湯(けいひとう)などの漢方方剤に使われる民間では、食べ過ぎでも油ものや肉を消化してくれる薬草として用いられ健胃消化、軽い下痢に、山査子1日量5 - 8グラム200 - 600 ccでとろ火で半量に煎じ、1日に食間3回、温かいうちに服用する用法が知られている二日酔い食あたりに同様の煎じ汁を飲むのもよいと言われている。(「Wikipedia」より)

 


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