知っておくべき・・・

 

GIGAZINEの記事に、 無料でブラウザからどんな情報が収集されているか確認できる「Cover Your Tracks」を使ってみた てのがありました。

 

PCの構成やインストールしているフォントなどはユーザーごとに微妙に異なるものを使用しているため、デジタル上で個人を特定するために役立つ情報が「フィンガープリント」とされています。そんなフィンガープリントが自身のブラウザでどのように収集されているのか確認できるウェブサイト 「Cover Your Tracks」 を電子フロンティア財団が公開しているそうです。

 

詳細は記事に譲りますが、少なくともブラウザからはかなりの情報が漏れていることを認識しておくべきでしょう。記事中で例に挙げられている Microsoft Edge もそうですが、現在シェアNo.1の Google Chrome でもかなりの情報が漏れています。

 

Google Chromeで「Cover Your Tracks」にアクセスした際の結果がこちらです。設定はほぼデフォルトの状態です。

 

 

ご覧のようにMicrosoft Edgeと同様に「あなたはウェブ上のトラッキングから保護されていない」と表示されてしまいました。

 

では、EdgeやChromeほどではないにしろ、そこそこ有名な Firefox ではどうでしょう?Firefoxで「Cover Your Tracks」にアクセスした結果がこちらです。

 

 

ChromeやEdgeと異なり、「ソフトウェアがDo Not Trackポリシーをチェックしていないにもかかわらず、ウェブトラッキングに対する強力な保護を持っています。」と表示されました。Firefoxはデフォルトで強化型トラッキング防止機能が機能しており、ChromeやEdgeに比べるとフィンガープリントの漏洩は少なそうです。

 

ちなみに記事中にある Brave というブラウザは、プライバシーの強力な防御機能と、広告ブロック機能を併せ持ったブラウザで、中の人も個人的にメインブラウザとして利用しています。

 

フィンガープリントが即情報漏えいに繋がるわけではありませんが、個人特定の一助になることは間違いなく、不要な情報は出来る限り抑えるほうが懸命だと思います。

 

皆様のご利用中のブラウザでも、この機会に「Cover Your Tracks」にアクセスして、どのような情報が抜かれているのかをご確認になってみてはいかがでしょうか?