喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

忘れられない「しまなみ海道」の旅

2021-11-14 | 生き方

「時間がとれたら、日帰り旅行に連れて行ってくれんかい?」

80歳を回った父からそんなことを言われた。

 

 三崎高校を卒業して、戦死した父親に代わり一家を支えてきた。

働いて、働いて。雨の日も休みなく働いて。

そんな家に嫁に来た母。山仕事なんてしたことはなかった。

それからというもの、父とともに働いて、働いて。

 

 働くことは、生きることだと見て育った。

旅行なんて、夢のまた夢。

 家族を持ち、親孝行のつもりで旅行に誘った。

中でも出雲大社への旅は、思い出深い。

子どもたちが成人してからは、みんなそろっての旅行はなくなったが、日帰り旅行に行っている。

 

 コロナ禍、昨年は宇和のカフェ苔筵(こけむしろ)、小田、砥部、そして孫娘が通う大学へ。

 今年も娘を誘ったら、一緒に行くことになった。

今年の行先は、しまなみ海道。

昼前、今治で昼食。B級グルメで有名になった焼き豚たまご丼の老舗に入った。

「うまい、うまい。」

そう言いながら、かなりの量を食べきった。

 

 

 続いて、しまなみ海道がよく見える、大島の亀老山展望台へ。

「これは、きれいじゃのー」

と、大満足の声。

 

 そして、思い出の大三島大山祇神社へ。

ここは、20年以上前、祖母も一緒に来た場所。

両親ともに、昨日のようによく覚えていた。

時間だけが流れた感じがする。

あのときは、まだ生まれていなかった娘が「じいちゃん、ばあちゃん」と言って、世話をしてくれた。

 

 

 最後に予定外で回ったのが、伊東豊雄建築ミュージアム。

島の風景にコントラストをあたえている。

大三島の新たな動きであり、風景だ。

 

 

 帰り道、大島大橋で夕日を見た。

これもまた忘れられない景色となった。

 

 こんな旅もあと何度行けるか分からない。

数年後、今回の旅が思い出深いものになっているのは、まちがいないだろう。

 

               岬人(はなんちゅう)

 



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