安心して生きてくためには「生存のため」に何が必要なのかを明確にし

それを自分は得る事ができるのだと信じる事が必要です。

本当に大丈夫なのだろうか？という疑念をもっていては、安心できません。

この心の働きは、外部の状況に関心を向けすぎていると難しくなります。

そのため、自分自身が必要を持つ事ができると考えるときには、

静かな環境か、一時的にでもいいので外部の情報を遮断してください。

自分の心を深く感じ、そこにある豊かな力を味わってみて下さい。

あなた方は常に人々と繋がっており、決して孤独ではありません。

何もかもを自分一人だけで賄う事は出来ず、必ず頼らなければなりません。

ですから、誰にも頼ってはいけない、という考えは捨てて下さい。

これは人として生活していく上で役に立たず、多くの苦しみをもたらします。

自己責任や個人の努力によるものだという人々が大勢いますが、

彼らは自らの恵まれた環境に胡坐をかいて、人の状況を全く見ていないだけです。

多くの人々は、その時々にできるその人の最善でもって努力をこなしています。

その姿勢のすばらしさは魂にしっかりと刻まれ、

必ずその功は人生を通じて表現されます。

ですから、人の事を見る事ができない他人の言葉など、信じないでください。

アナタは、あなたのできる事の中で、最善を尽くしています。

感謝のパワーを覚えておきましょう。

このパワーは、ただ「ありがとう」と言うだけでは効果はなく、

心の底から自然と湧き出てくる感謝の思いでもって効果が起こります。

その効果とは、あらゆる幸運や幸福、真実や豊かさや愛を引き寄せる

というものです。感謝するとき、これらと同等の波動を放ちます。

不平不満は自らの思い癖によって生じます。

ですから、不平不満の多い人々の話は、あまり聞かない方がいいでしょう。

それらの情報を受け入れ、自分は不満を感じるべき状態なのだと信じたら

アナタは「不平不満」を生み出すエネルギーを取り入れたことになります。

感謝は強要されるものではなく、自然と出てくるものです。

ですから「感謝しなければいけない」と考えるのも間違いです。

感謝できない時に無理に感謝しようとせず、

感謝を感じた時には大いにその感覚を味い、そして表現してください。

アナタの思いは、必ず形となって帰ってきます。

「何も心配はすることは無い」と聞かされたら、どう思いますか。

どんな思いがして、どんな事を考えて、体はどう反応するでしょう。

「そんなことない！」と思うでしょうか？

「非現実的だ！」と思うでしょうか？

「どうしてなんだろう？」と思うでしょうか？

アナタがもし、この言葉に「どうして？」と感じたのであれば、

「何も心配する事は無い」という状態を受け入れようとしています。

拒絶はただひたすらにその対象を否定するばかりですが、

対象を受け入れようとするときには、もっと知ろうとします。

知る事を恐れず、どんどんと心を開いて、知識を取り込んでください。

さて「心配することが無い理由」ですが、それはあなたの人生が

神と呼ばれる大いなる命に支えられているからです。

すべての幸運や美や安全はその中にあり、それらはすべてアナタとともにあります。

この言葉を信じて受け入れようとするのであれば「どうして？」というような、

この言葉をより深く知ろうとする心の働きが起こるでしょう。

それが起きたら、どうぞ盛大に、知る事を楽しんでください。

愛を求め、愛を知る事を願う人たちへ。

アナタの愛はアナタという存在に刻まれています。

それが相手を引き寄せ、それが相手との愛を深めていきます。

誰かがアナタに愛を注ぐのではなく、

アナタの愛が人や関係を引き寄せるのです。

自分のもとに相手がいないから、望む関係がないから

「愛がない」と考える事は避けなければなりません。

愛は常にあり、自分はそれとともに在れるのだと信じて下さい。

理解が追い付かなかったとしても、これをしてください。

私の言っている事は正しく正常で、おかしなことではありません。

自分の内にある愛が、愛にまつわるあらゆる経験を引き寄せます。

ロマンスがなかなか起こらない人は抵抗が生じている可能性もあるので

自分の心と癒し、古い記録を手放すプロセスを実行してみて下さい。

お金が欲しいと望む人たちへ。

アナタ自身の価値を認めて下さい。

自分の価値を認めず、多くを受け取れないと信じている人は、

自分が受け取る事になる方向性に気づくことができません。

お金の入ってくるルートは無限に存在しており、

自分が知る事だけが唯一の方法ではないので、

様々なところに心を開き、すべての可能性を受け入れなければなりません。

この時、自分に無価値観を覚えていたら、それができなくなります。

アナタの価値はアナタ自身に刻まれており、

今から新しく「自分の価値」を身に着けようとする必要はありません。

さぁ、今すぐに、自分の事を誇りに思いましょう。

他者に自分を誇示する必要はなく、静かに自分を受け入れて下さい。

自分を愛し、自分が求めるものを当たり前だと捉え、

自然のリズムの中で、自分の必要が満たされることを信じてみて下さい。

アナタの価値が、ありとあらゆる価値を引き寄せるでしょう。

自分として生き、自分として満足することを、あきらめないでください。

天の助けは常に存在しており、

それを与える人と、与えない人の判断など、

天は一切もって行っていません。

ですから「何かしなければ天に助けてもらえない」と考えるのは間違いです。

問題なのは、その助けをキチンと受け取ろうとしているか、という点です。

多くの人々は神を信仰しておらず、神なんかいないと語ります。

その理由は神について正しい知識を持っていないからです。

神はあなたの支配者でも、トップでも、人の王様でもなく、

すべてとして存在し、しかしそのどれでもないという、

生命そのものである非個人的な存在の核として在り続けている力です。

その力は何も裁かず、すべてを生かし、すべてを満たし続けています。

この力がアナタを避け、アナタを冒涜し、アナタを卑下することはありません。

常に、その逆だけが起こるのです。

普遍的な力を避け、冒涜し、卑下する事によって、

それがもたらすすべての良きものを受け取る事ができなくなります。

信じる事が出来ない事を無理に信じる必要はないですが、

自分を生かす大きな力がある事だけは頭の片隅においておき、

その力に対して、自分を大きく開くようにしておいてください。

神への信仰を持つ人、神という言葉に抵抗が無い人は、

「神はいつでも私を助けてくれる」という言葉を、お守りとしてください。