「書く」ということ | Kokegurashi(こけぐらし)

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「道ばたに生える、苔の気持ちを考えてみる」
愛知県豊田市旭地区から
身近なものの大切さをかみしめる穏やかな暮らしかた、
「こけぐらし」な日々を発信しています。

あけましておめでとうございます。

 

新年明けまして、久しぶりのブログ更新。

 

 

 

突然思い立って

 

またこうしてブログを更新しているのには

 

ちょっとした心境の変化があったからに違いありません。

 

 

 

去る2017年は、自分にとって、

 

そしてこけぐらしにとっても

 

大きな変化があった年でした。

 

 

 

 

やはり一番大きかったのは、長年勤めた会社の退職。

 

かねてからの夢に向かって進み始めた年でした。

 

 

 

長年の夢をかなえようと、前に向かって進み始めること。

 

これまで抱えていた悩みが、

 

まるで幻だったかのようにどこかに消え去ってゆく感覚。

 

 

 

そういう大きな変化をベースとして

 

気持ちはこの上もなく前向きに進み始めたのです。

 

 

 

 

それに伴い、不安や悩みをベースに成り立ってきた

 

「こけぐらし」という創作活動については

 

幸か不幸か、創作意欲の低下というか、

 

インスピレーションの低下というか、

 

結果としては四年間続けさせていただいた

 

フリーペーパーへの寄稿についても

 

終了せざるを得なくなるような結果となりました。

 

 

 

これにはもちろん、

 

自分自身を取り巻く環境の変化ということもあったのですが、

 

考えてみればもう一つの理由があったように思いました。

 

 

 

それが今回、思い付きでブログを再開した理由。

 

 

 

「書くことをやめてしまった」、ということにほかなりません。

 

 

 

これまでは、自分の心境を文章として「書く」という行為を通して

 

漠然と心にあった考えを整理したり

 

イマジネーションや感情を増幅したりということを

 

意識しないままに実行していたような気がします。

 

 

 

しかし、ブログや詩といった創作活動を一旦やめてしまうと

 

考えが散乱したまま漂って、

 

一つの考えとしてまとまらないまま消えていくというか、

 

また次に現れるはずの思考が生まれないまま

 

通り過ぎていってしまう

 

 

 

夢に向かってまっすぐに進む毎日は素晴らしいのだけど、

 

その中でふと感じる必ずしもポジティブではない感情、

 

「不安」や「淋しさ」といったものは

 

これから進もうとする道、表現者にとって、

 

ひとつの「味」を加味するうえで

 

ある程度必要な感覚なのではないかと思い至った。

 

 

 

これがこの度、

 

思い付きで再びブログを書いてみた理由です。

 

 

 

ブログも実生活も、新しく進み始め様としている2018年。

 

 

 

皆様、本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。