ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

衰え

2022年01月09日 | 精神障害

 昨日は出勤しました。
 週明け火曜日、午前に一本、午後に一本、私が担当の会議があり、その資料作りが間に合わなかったので。
 それでも今週はマシです。
 今日、明日とお休みですから。

 疲れていたのか、午前11時まで寝てしまいました。
 その後軽い朝昼兼用の飯を食って、内科に行きました。
 コレステロールを下げる薬をもらうためです。
 この内科、日曜日も午前だけ診察を行っています。
 ありがたいかぎりです。

 近頃、言葉がうまく発せられなくなってきました。
 若いころは弁舌さわやかで、私とは絶対に差しで話をしない上司がいました。
 変に説得力があって、言いくるめられてしまうからだそうです。

 久米宏が、かつてニュース・ステーションを降板する際、「思うように言葉が出てこなくなった」と言っていたのを思い出します。
 
 相手を説得する能力に長けていた私が、まさか言葉に詰まるようになるとは思っていませんでした。

 これも加齢による衰えでしょうか。

 加齢による衰えをカバーするのは経験だと思います。
 30年も働いていれば、嫌でも知恵がついてきます。
 しかし私は、その経験すら生かせずにいます。

 昔は好きだった車の運転が怖くなりました。
 部下が陰で悪口を言っているのではないかと、部下も怖くなりました。
 炭酸リチウムという躁を抑える薬の副作用で手が震えるようになり、それを指摘されるのが怖くなりました。
 
 色々と怖いことが増えてきて、これも加齢による衰えでしょうか。

 私は予定日より二か月早く生まれた未熟児でした。
 何事もせっかちなのは、生まれてきた瞬間から運命づつけられていたのかもしれません。 
 加齢による衰えまでせっかちになるなんて、滑稽なものです。

 まだ定年まで8年あります。
 そのうえおそらく、65歳まで定年延長になることは必定で、そうすると13年もあることになります。
 そんなに働けるのか不安です。

 そうかと思うと、同世代で、テニスをやったり水泳をやったり、はたまた詩吟で大声を出したり、元気に遊んで回っている人も多く見かけます。

 そういうことは36歳で精神障害を発症してから、強制引退となりました。

 衰えていくしかない肉体と精神。
 私はこれを拒否するのではなく、観察していきたいと思っています。
 人はどうやって衰えていくのか、見届けたいと思っています。


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