こども発達研究所のM先生は、日本にIMトレーニングが入って来た時からIMトレーニングに関わっているベテラン先生です。

IMトレーニングでは、こども達は、ヘッドホンから聞こえて来るリズムに合わせて、手を叩いたり、足踏みをしたりして、1/1000でリズムを合わせていきます。

私自身は、M先生に出会って始めてIMトレーニングに接したので、IMトレーニングに何の意味が有るのか?何に役立つのか?最初は良くわかりませんでした。

M先生の自閉症の息子さんについての効果は、おうむ返し言語からの脱却と、縄跳びが飛べるようになった事、と聞きました。その頃はIMトレーニングが日本に入ったばかりで、東京にしかなく、ホテルに泊まり込んで毎日毎日受けた様です。

当初は、IMトレーニングはM先生のお仕事。私のお仕事では無いと思っていましたが、M先生にIMトレーニング中のこども達の身体の使い方を見て欲しいと頼まれて、アレクサンダーテクニーク教師として、IMトレーニングを手伝う事になりました。

手伝い始めると、驚く程できない、こども達に出会いました。こんな簡単な事ができないなんて、、、何で?何が起こっているのかしら?と悩む日々が始まりました。