記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

夢がカタチになるまでの道のり

2023年03月21日 10時26分10秒 | モノつくり

 

 

オリジナルブランド、LA VIE EN ROSEの『2023春夏新作チュニック』が完成しました!

 

いちばん初めにデザインしたのは、2013年以前なので、完成形となるまでに10年以上かかった

 

というのは、大袈裟でした

途中、頓挫した期間が長く、本格的に手掛けたのは一昨年。

 

初期のデザインの前見頃のギャザーをアシンメトリーに変えて動きを出し、襟まわりはスッキリとさせた。

袖端には、どうしても譲れなかったスカラップをほどこして

 

胸元の大きな襟とリボンのデザインはあえて無くして、トワル・ド・ジュイの生地によるIラインを強調させた

 

そしてなんといっても、このチュニックのこだわりは、後ろ見頃のリボン

 

これは、何から得た発想だと思いますか

 

2018年に訪れたフランスの帰り

シャルル・ド・ゴール空港の免税店のショーウィンドウに飾られていたVIKTOR&ROLF ヴィクター&ロルフ 「フラワー ボム オードパルファム」の香水から

 

心を込めて結ばれたリボンのデザインが可愛くて、以前にも目に留めていたはずが、すっかり忘れていたら、ここで出逢ってしまった

 

香水のパッケージは、ブランドロゴがシーリングスタンプとなっているが、自分で結ぶリボンのデザインにアレンジ

 

ありがちなポーチや小物のデザインではなく、服に落とし込みたいと思ったのがはじまり

 

 

いつもお世話になっている縫製職人のアトリエharurunさんにお願いして、私のアバウトな型紙と2作目の実物から、プロ仕様のパターンに修正して頂き、完成しました

 

自分用にも絶対に欲しいので、そのパターンを元に、残った端切れで自分で作る予定です

 

 

5月13.14の週末に、恵比寿で開催するイベントで、わたしも着てお客さまをお出迎えできるといいな

イベントについては来月に改めて告知いたします。

 

 


シャルル・ド・ゴール空港ので再会したFLOWERBOMB

最初のデザイン
生地は日暮里で購入
実はこのハートの生地は、大のお気に入りだった黒のトレンチコートの裏地に使用されていたものと同じで、見つけた途端、即買いでした

袖の形を確認するために、無惨にも剥ぎ取りました
 
 

2013年夏にギンザギャラリーハウスでの初個展
「L`exposition de YOSHIE et MASUMI」で着ていました
この個展は、〜記憶の彼方へ〜と題し、パリをメインにした写真展でした
個展の様子は下記リンクをご覧ください
http://masumin.info/archive06.html



こちらが一昨年作った2作目
生地が違うとイメージが全く違う!!
これはこれで好きです


後ろの丈が短いのを完成品では修正しています
袖のスカラップは、スカラップ状にカットした布端に
ロックミシンをかけていますが、綺麗なカーブを縫うのが至難の技です

 

 

ご興味ありましたらインスタを覗いてください

 

 

 

 

 


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