孫息子が僕の赤ん坊の頃に似ていると云う
なぜか悪い気はしない!
愚息が姉に云われ古いアルバムを持ち出したのだ。
云われて見れば確かに似てるように思う。
DNAと云えば云えるが赤ちゃんの顔は変わる。
愚息はそのアルバムを見せて回り似ている証を立てている。
実はそれまで息子は親父を嫌っていると思っていたのだ。
どうも誤解だったようだ。
しかし、昔から一人息子に掛けた期待は大だった。
ワールド空手に連載された「一撃の竜」にも紹介された一つ上の姉は
竜が学校で喧嘩をすると女だてらに暴力も辞さなかった。
身内、一族の意識が強かったのだろう。
今、竜は跡取りにも恵まれ親父もまだいる。
男として確りと家を守って欲しいものだ。
僕は6才から父を失い唯一の跡取りとして育てられて来た。
家と家族への責任感を叩き込まれたのです。
それから見れば愚息も増してや孫息子は気楽な立場だ。
今どき家だ家族だと云うと時代錯誤と取られるがそれは違う。
意識の問題だ。例えマンションであってもそこは個人の領地であり城
なのだ。
跡取りが出来たとは言え愚息の責任は思い。
中途半端は親父が認めない。
親の国、甲州の武田節が聞こえて来る。
人は石垣 人は城 情は味方仇は敵、,,,。
塾長成嶋弘毅