テーマ:パイプたばこを吸おう(1804)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
今回はマックバレンの「バージニア No.1」を吸っています。パイプの慣らし喫煙とそれでパウチに残った分を普通に吸うという以外で、この煙草をちゃんと一から開封して味を噛み締めながら吸うのは随分と久し振りなような気がします。因みに、この煙草を最初にレポートしたのは2011年9月だったのですが、その時既に3パック目の購入&喫煙となっていました。 非着香バージニア・ストレートの煙草としては価格的にも市場での流通量的にも最も入手しやすい銘柄ですから、現役パイプスモーカーなら誰しも一度は吸った事がある銘柄だと思います。常喫銘柄にしている方も多いのではないでしょうか。非着香でバージニアのみのブレンドなので、パイプに余計な味が付きませんし、且つ財布に優しい煙草ですから、パイプの慣らし喫煙には最適の煙草です。私もパイプの慣らしは殆どこの煙草で行います。逆に、普通に味わうために買う事があるかと聞かれると、私の場合はここ何年もそういう事がありませんでした。多分、いつでも直ぐに買って吸えるという安心感から、逆にわざわざ好んで買うという気持ちにならなかったのだと思います。 また、私がパイプの慣らし用として以外には積極的に吸って来なかった原因は、実はその喫味にもあります。ベーシックな喫味ではありますが、実際そんな言うほど美味しい煙草ではないと感じているのです。お米で言えば、味を追求したブランド米に押されて最近とんと見掛けなくなった標準米のような味わいとでも言いましょうか・・・。必要十分な味わいですが、わざわざ味を目当てに狙って買う程ではない、というのが私の評価です。 今まで数々の非着香バージニア・ストレートの煙草を吸って来ましたが、味わいの奥深さとかコクの豊かさといった部分で、「バージニア No.1」はやはり価格なりの出来でしかないと感じます。特に、熟成感がかなり浅く、ちょっと薬品的な青臭さがあって、それが夢中にさせない薄っぺらさを生んでいるように感じます。まぁ、そこがこの煙草の個性ではあるのですが。 また、逆にそういう底の浅さが、パイプに妙な癖を付けたくない慣らし喫煙の用途には非常に適しているとも言えます。 私はこれからもこの煙草を何度も買うと思いますが、それはパイプの慣らしを行う際ばかりで、味を目当てに吸いたくなって買うというパターンは今後も殆どないだろうと思います。 これが、今回久し振りに味わいながら吸った「バージニア No.1」への私の感想です。 [夢中にさせる煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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