バイト終わりにまっしぐら
会員更新したばかりの、
シネマート新宿へ
 
      サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ
 
 
妙に評価が高かったのと
聴力の話らしいのとで、
いきなり観る気になった
 
大音量でドラムを操るヘビメタバンドのルーベン、
ボーカルの恋人ルーとトレーラーハウスで暮らしながら
レコーティングやツアーをこなし、
充実した日々を送っている
 
そんな彼が、ある日突然、耳に不調を覚える
すべての音がこもって、はっきり聞こえない
その頻度も高くなり、検査を受けることになる
 
このままでは失聴する恐れがあり、
回復を望む彼は、高額なインプラント手術を考える
 
恋人は伝手を頼りに、
難聴者のコミュニティに彼を紹介する
 
隔離された生活の中で反発するルーベン、
当初は投げやりだったが、
難聴の子どもたちに接するうちに
少しずつ変わっていく
 
しかし、機が熟し、手術を受けた結果、
彼に待ち受けていたことは…
 
音の世界で生きてきたルーベンの聴覚が主役であり、
彼の耳を主体にした場面と、現実の場面が交錯し、
現実の音のインパクトに驚かされる
 
すべての音を、繊細に大胆に演出していて、
映画ならではの手法にびっくり仰天〜〜
 
そこへ、手話の盛り上がりの、
無言のうるささなんかもあり、
本当に緻密に深みがあって面白い
 
恋人の、本人も気づかぬ秘密を知る箇所には、
もう、やられたなぁ〜〜
 
序盤の自暴自棄、ヤケクソの激しさからの、
ルーベンの変化は見もので、
観ているときよりも、
こうして振り返った今の方が、
なんだか感動を覚えるっっっ
 
いや、いい作品でありましたっっ
 
 
 

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