2連勤バイトの後は
 TOHOシネマズ池袋、
 
レジェンド&バタフライ
 
 
お馴染みの信長ものだと思ったら
かなり毛色の違う作品で驚いたが、
これはこれで大いに楽しめた
 
うつけの信長に、
斎藤道三の娘濃姫が嫁いでくる
実は照れ屋で女慣れしておらず
虚勢を張る信長に、
気が強くて肝が据わった濃は
寝首を掻くぐらいたやすいと宣言
初対面から取っ組み合いになる始末
 
しかし信長も濃の聡明さを認めて
互いの夢を共有するほど、
戦国の世の中で良きパートナーとなっていく
 
そんな信長も魔王と呼ばれて以来、
進むべき道を見失ったかのようになり…
 
今までも再三ドラマになっているので
大筋はお分かりだろうが、
夫婦に焦点を当てているので視界が違う
 
合戦そのものよりも築城のことだったり、
それもみな、夫婦のありようからの話で
新鮮ではある
 
そもそも強い濃が夫を組み敷く辺りから
この綾瀬はるかが生き生きとしていて
うつけの信長なんて準主役か、みたいな
 
この二人のいきさつが小気味よく描かれて
人気脚本家も面目躍如だね
 
終盤に差し掛かると
まさかの展開に、おおお、新解釈か、
と思いきや〜〜
も、まぁいいんじゃないか
 
木村信長に関しては、
予想したほど悪くはなかったが(失礼)
ちょっと前の学園ドラマ
新・信長公記〜ノブナガくんと私〜
っていうふざけた話にハマって、
この永瀬廉くんの信長が
エラくかっこよかったので
そればっかり思い出して困った
 
キャストが地味に豪華なのかなんなのか、
東映の70周年大作にしちゃあ
不思議な布陣だが、
それこそが東映らしいってことで
 
なにしろ徳川家康が斎藤工、って、
タイトル見るまで知らんかったぁ、
そしてもうひとつ、
これがまたねぇ、
イマジナリーライン問題…
 
そう、
ちょうど去年の今時分か
ある作品にケチをつけ(たつもりもないが)
大炎上してしまったのだが
(って、担当撮影者との間だけだが)
 
それに懲りずにまた書くしかない、
今回は盛大に視線無視だもんね
 
イマジナリーラインなんて
なんのこっちゃって
知らない人だって
実際には無意識に気持ち悪いと思う
(簡単な wiki情報はこれね
 
いや、演出上わざと、
ってのはありだよ
だけどこれ、
普通のセット撮影で
普通のカットバック、
それも1シーンだけじゃない、
あっちこっちでこれって、
完全に気にしてないってことじゃん
 
いや、監督もキャメラマンも
(キャメラウーマンか)
そういう出自じゃないから
全然気にならないんだろうけど
時代劇で東映京都絡みで、
せめて基本を押さえてほしい、
じゃないとね、
どこ見て話してんだよ、ってなる、
生理的に気持ち悪いんだよぉ
(完全なる遠吠えだけど…)
 
ま、綾瀬はるかの好演に免じて??
総合的には満足ってことで、
160分越えか、
お馴染み時代劇ゆえ
長さは感じなかった
 
で、エンドロールに
あ、これは内緒ね、
(ひそひそ)
元夫くんの名がBキャメで載ってた
子どもたちは知ってるのか知らんが、
久々の大撮影で良かったね
 
 

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