ちょっと予想外の事態で、
でも終わってしまうから
ちょうどよかった、
シネマート新宿にて
 
 劇場版 再会長江
 
 
昨日3日ぶりにホットヨガ、
今朝方とんでもなく体が痛くて
まさかの筋肉痛〜〜
なので予定変更が良かったのかどうか
 
元々NHKで長江を撮影していた竹内亮は
その後10年を経て、
当時果たせなかった長江源流を遡り、
最初の1滴に辿り着きたい
という夢に挑む
 
当時の映像を交えて、
10年で驚くほど変わった現在を
懐古だけにこだわらずに撮影していく
彼自身も中国人と結婚し、
中国語も滑らかに
人気のインフルエンサーになっている
 
当時の撮影スタッフとともに
変わり果てた地を巡ると
ある村はダムに水没し、
ある少女は夢を諦め、
ある船長は相変わらずの日々を送っていた
 
そんな市井の人々に寄り添い、
最年長の荷物担ぎ屋に出会ったり
目的地直前に立ち往生して
偶然救い出してくれた人の
ゲルに泊まってみたりして
更なる広がりを見せていくのだが
 
まぁ、正直なところ、
この竹内亮という人物の自由さは
壮大なテーマとは微妙なずれというか
なにしろフツーに俗物っぽく、
10年後に美人だったことを喜んだり、
彼女が別の案内役(共演者)に
心を惹かれていることを妬いたりして
なかなかありのままなのだ〜〜
 
それでももちろん、
いや、だからこそなのか??
各地で触れる人間の反応は面白いし、
やはり上流に行くほどに変わる光景、
少数民族のリアルは貴重だ
 
その中には珍しい女性が中心の民族、
モソ族についてはもっと知りたかった
女性が社会の中心であって、
男性は通い婚が基本で家事をするらしい
が、このシーンでは女性しか登場しなくて
男性の実際が知りたかったな〜
(婚約時代の彼氏がちょっと出るけど)
 
さすがのインフルエンサーだけあって
今風のテンポも構成もよくって飽きないが
ところどころ、
そうした食い足りなさがあるんだなぁ
それもこの壮大な目的の旅においては
全部を描き切れるものではないだろう
そこは理解しているから
なんとも突っ込めないんだけどね、
 
ただ、ちょうど今
公式ホームページを見たら
監督自身も、
 
(前略)あくまで「隣にこんな面白い国あるよ」と言いたいだけです。
 
ってことなので、そのまんまの印象だった
 
ポスターにあるような、
泣ける話ってのは大袈裟かもだが
あ、ちょっとほろりときたけども
この壮大な地球を知るには
観ておいて損はないよっっ
 
 
 

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