今日は別のテーマもあるのだが、
まずはこれを書きたくって〜〜
 
しつこく書いてしまうがこれ、
ピアノ・レッスン (haha )
からの、ブロ友さんの、
ピアノ・レッスン 
への、コメント代わりに
ピアノ・レッスン (haha )
からの、感涙ものの返信書簡、
こんな幸福があろうとは
という記事をいただき
(勝手にもらったことになってる??)
さらに、『ピアノ・レッスン』考 
を拝読したところの現在なのだ〜〜
 
さてさて、
究極のロマンチストでしかないhaha 、
またまたしつこいのを承知で
思いの丈を書いてしまおう
 
つまりこの作品は
究極のラブストーリーである、
という主張を受け入れてもらえて嬉しい
(え、ちょっと違うか??)
もちろん枝葉的にあれこれあるが
例えばこの雨の多い地の果てでの
湿った空と大地と森での息苦しさや
偏狭な人間関係や原住民のしたたかさや
雄弁に嘘をつく娘の心や
海が決して希望へとつながってない
という閉塞感も含めて
そう、そんなあれこれは
ロマンス一途なhaha には枝葉なのだ
(って書いてきて、
さすがに乱暴だなぁ、と思うが)
 
しかし海辺で初めて聴く
ピアノの音色に感じ入るベインズは
彼女をモノにしたくて、
しかもこの、モノにしたいのは
彼女のピアノの音色を聴いてこそで、
小狡い取引をする商人であったのに
実際に押し倒すこともなく、
駆け引きを楽しむよりも、
簡単に手を出すことを恐れるように
鍵盤の一つずつを与える、
というよりも
鍵盤自体を奪うように
(↑ここをうまく表現できないが)
彼女に触れるベインズは
エイダは特別な存在だと
少しずつ気づいていくのだ
 
だからブロ友さんの言うように、
いきなりいやらしい要求をする
粗野な男が愚かしくキモい、
と思うのは正解なのだと思う
そんな愚かな男が自分を知り、
恥ずかしく思うほどに
エイダは強いものを持っている
 
ちなみにブロ友さんの指摘していた
ストッキングの穴については、
ついつい黒澤明の
生きる を思い出してしまったっけ
(状況も行動もまるで違うけど)
 
一方で二人の情事を覗き見た夫は
ベインズに問う、
彼女はなにか言ったか
(正確じゃないかも…)
ベインズは、否定するのだが
夫の方は彼に、
自分は確かに聞こえた、と告げる
それは確かに、
自分が決定的に否定されたことを意味している
 
ウブな夫の方がここでは
真っ直ぐにエイダの声が聞こえたのだ
このシーンがいつも引っかかっていて、
つまり心通い合うベインズには
当然聞こえていると思っていたら
そうではなかったのか、
と不思議だったから
前回改めて思い返して整理できた〜
これもまた、ブロ友さんに感謝しかない
 
しかしちょっと白状すると、
この作品を観る前から、
実はハーヴェイ・カイテルは
お気に入りだったのだ〜〜
しかもしかも、
天使にラブ・ソングを…
で、ファンになったんだから
我ながらちょっとなんだかなぁ、
でもこのコメディの中での悪役、
すごく好きなのよ〜
 
という、ハートフィルターが
すでにかかっていたので
ここはベインズに大いに分があったワケ
とはいえ、その後の彼の作品では
ここまで惚れるほどのものは皆無で、
もちろん、レザボア・ドッグス 
そして、テルマ&ルイーズ は
かなり面白かったが、
それもこれも作品の出来のお話であり、
彼の俳優としての魅力は
ロマンチストhaha 的には、
天使にラブ・ソングを…、と、
この、ピアノ・レッスンだけなのだ
(マジ、偏り人間なり、改めて自覚)
さらに正直に言えば、
あまり追っかけてもいないし、
見逃し作品が多いんだった…
 
ああ、またまた話が逸れまくったが
やっぱりラストシーンも好きで、
海に深く沈む広がるペチコート、
これは初見の頃にはよくわからなかったが
今はわかる(気がする)
そして、ベインズに包まれる
己を貫いたエイダの現在の姿、
いやぁもう、幸せいっぱいだぁ〜
 
結果的に男たちは、
前夫も含めてみんな、
エイダを理解しているし、
理解せざるを得なくなるんだろうな、
そんなふうに思えるんだけど、
それをうまく文章にはできないや
 
でもって最後に言っておくと、
ブロ友さんにかなりお褒めいただいたが
結構haha は勘違い表記も多くって、
時々読み返しては赤面しつつ、
こっそり訂正したりしてね〜〜
なのでみなさん、
haha みたいに
なんでも鵜呑みにしちゃダメですっっっ
って、そんなヤツおれへんやろ???
(ちっちきち〜)
 
 
 

映画ランキング
にほんブログ村 映画ブログ 映画劇場鑑賞へ
にほんブログ村