映画『レッド・スネイク』 | キムチの備忘録♪

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WOWOWオンデマンドで観た映画の感想です映画

 

☆あらすじ☆

女性だけで構成された特殊部隊とイスラム過激派組織IS(イスラム国)との戦いを描いたミリタリーアクション。イラク西部の少数派ヤジディ教徒の村に暮らしていたザラは、ISの襲撃により父親を殺され、弟とも生き別れた上、自身は奴隷としてISのメンバーに売られてしまう。一方、クルド人を支援している連合軍には各国の女性だけで構成される「蛇の旅団」と呼ばれる特殊部隊が存在し、ISは古い言い伝えで女性に殺されると天国に行かれないと信じていることから、女性だけの部隊である「蛇の旅団」を恐れていた。ISのもとから逃げ出し、「蛇の旅団」に救われたザラは、自らも武器を取ることを決意。兵士になるための厳しい訓練を経て「レッド・スネイク」というコードネームを得た彼女は、生き別れた弟を救うため戦いに身を投じる。

映画.com解説ページより)

 

 

 

2019年フランス・イタリア・ベルギー・モロッコ合作映画。

2014年に実際に起こったお話を基にしているそうで、ISに応戦する女性だけの特殊部隊が存在したのだとか。

 

村を襲撃された主人公の女性ザラが女性部隊に入って戦うという過酷な人生に胸が痛みます。

父親を殺され、家族と離れ離れになってしまいます。弟はISの為に戦う駒として洗脳教育を受けます。

ISの残忍なやり方にただただ恐怖心を覚えました…

 

女性部隊が勇ましくてカッコイイ。

クルド人だけでなく、他の国からの有志も参加している部隊のようです。

彼女達は様々な経緯や事情を抱えながら、女性の為の戦いを続けます。

 

地域的なものなのか、宗教上なのか、事情が分かりませんが…女性が余りにもぞんざいに扱われていることに憤りを感じました。

最後は救いのある終り方ではありましたが。

 

銃撃戦やアクションを楽しむ作品というよりも、世界にこんな事が起こっているのだということを知るきっかけとして観る事ができて良かったと思います。