先日観終わったドラマの感想です。
斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~
全40話(WOWOWオンデマンドで視聴)
☆あらすじ☆
聖魂村で鍛冶職人の父と暮らす唐三は、亡き母に代わって酒浸りの父の世話をしながら鍛冶と秘伝書『玄天宝録』の修練に励む日々を送っていた。ある日、森で巨大な毒グモに襲われ間一髪のところを見知らぬ男に救われる。狼男に変身できるその人物は武魂殿の素雲涛と名乗り、唐三に興味深いことを教えてくれた。人は皆、武魂を持っていること、唐三を襲った毒グモは“魂獣”で、倒すとその力を得られること、自分は“魂師”であることなど…。そして、村の子供たちのために行われる武魂覚醒の儀式に招かれた唐三は、推薦を受けて初等魂師学苑に入学することに。旅立つ唐三に父は、武魂殿に加わることを禁じ、『玄天宝録』の存在を秘すよう釘を刺す。学苑では、武魂理論に詳しい不思議な雑用係“大師”を始め、一癖ある面々が待ち受けていた。唐三は城主の息子に敵視され、ケンカが好きなウサギ武魂の娘・小舞、大師とともに、事件を起こして追われる身となってしまう…。
(あらすじ、相関図:『斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~』ドラマ公式サイトより)
2021年の中国ドラマ。
原作は唐家三少(タンジアサンシャオ)による同名ファンタジー小説で、ゲーム化やアニメ化もされている人気作品だそうです。
たしかに内容はゲームっぽいですし、少年冒険漫画とか戦隊ヒーローものっぽくもある!
イメージはこんな感じですよね
ざっくりとした世界観としては、
キャラクター達には元々それぞれに「武魂」が備わっており、それを強化していく人々を「魂師」と呼びます。
彼ら魂師は「魂獣」と呼ばれる獣を狩り、そのパワーを身体に取り込むことでレベルアップしさらに上のレベルを目指していく。
武魂というのは人によって属性があって、攻撃系もあれば他者の能力を高めたりする補助系もあり、攻撃系でも接近戦を得意とするタイプや遠隔戦向きもあったりと様々。
それでは、
主人公とその仲間達をざっくりとご紹介
唐三(タン・サン):肖戦(シャオ・ジャン)
武魂は藍銀草と昊天錘(双生武魂)
史蘭客七怪
賢く優しい性格、ときどき頑固。小舞を可愛がる。
小舞(シャオウー):呉宣儀(ウー・シュエンイー)
武魂は柔骨兎
史蘭客七怪
すばしっこくケンカ好きで単純な性格。唐三と常に行動を共にしたがる。
戴沐白(ダイ・ムーバイ):高泰宇(ガオ・タイユー)
武魂は白虎
史蘭客七怪
星羅王国の王子。プライドは高いが話せば分かるタイプ。史蘭客七怪のリーダー的存在。
欧思客(オウ・スーコー):劉潤南(リウ・ルンナン)
武魂は器物(食物系)
史蘭客七怪
史蘭客学苑の学苑長・蘭徳の養子。魂師として並外れた素質を持つが、演劇の道に興味がある。
馬紅俊(マー・ホンジュン):敖子逸(アオ・ズーイー)
武魂は邪火鳳凰(変異武魂)
史蘭客七怪
唐三に救われた後、史蘭客学苑へ。初期は力が暴走していたが徐々に制御できるように。素直な少年。
朱竹清(ジュー・ジューチン):劉美彤(リウ・メイトン)
武魂は幽冥猫
史蘭客七怪
戴沐白の許嫁で婚約破棄を求めに史蘭客学苑へ。しかし戴沐白とはまんざらでもない様子。女性陣のお姉さん的存在?
寧栄栄(ニン・ロンロン):丁笑瀅(ディン・シャオイン)
武魂は七宝瑠璃塔
史蘭客七怪
七宝瑠璃宗の宗主の娘。わがままお嬢様だったが、史蘭客学苑で心身ともに鍛えられていく。
史蘭客七怪以外のキャラクター達も良かったですよ
個人的に結構おじさんキャラ好きなので…唐三の父や史蘭客学苑の学苑長もイケオジで素敵です
私のイチオシキャラは唐三の師匠・大師こと、
玉小剛(ユー・シャオガン):辰亦儒(チェン・イールー)
武魂は羅三炮(変異武魂)
武魂理論に精通しており、唐三を魂師として育てるとともに史蘭客学苑の指導者としても欠かせない存在です。
肖戦さん目当てで観始めたはずなのに、知らぬ間に大師に釘付けになっちゃったもんね(笑)
そうそう、中盤まで全然気付かなかったのですが、大師の吹替が温客行(by
『山河令』)と一緒だったのさ
ビックリ…(配音は王凯さんという声優さん)
そして辰亦儒さんは一時期台湾ドラマを観ていたときに飛輪海のケルビンとして認識してましたが…まさか中国ドラマで拝見できるとは嬉しいですね。
ざっくりしたストーリー展開はこんな感じ
鍛冶職人の父のもと森の中の粗末な家で育った主人公の唐三は魂師という存在を知り、武魂を鍛えるべく冒険の旅に出ます。
途中で師匠となる人と出会い、さらに魂師を育てる史蘭客学苑に入学して仲間達との絆を育みながら強く成長していくのです。
そして個性豊かな史蘭客七怪がチームとなり、絆を深めつつレベルアップしながら魂師が集まる大会を目指す流れになっていきます。
それに加えて父の秘密や亡くなった母のことなど自分の出自に関する謎も明らかになっていきます。
主要キャラは美男美女揃いだし、変なキャラもいないので基本彼らの成長を見守っていくようなお話ですね。恋愛要素はほんのり程度。
ストレスフリーなのは良いんですが、仲間を引き裂くような大きな障害も発生しないので、正直ちょっと物足りない感はありました…。
そして終わりが終わりじゃない件。本作はまだ序章感すらある?
一応大会終わりで一区切り付いたけれども…
続編も作られるけどキャストは一新するみたいな情報を見ましたが。そうなんですか??
次観るかはどうかは分からないけど、サクサクと気軽に楽しめるドラマだったかなとは思います。
あと、今回は肖戦さんが吹替ではなく原音!
ご本人の声でお芝居見られるってやっぱり嬉しいので、そこはありがたかったです
特撮とかゲームの世界観がお好きな方にお勧めのドラマです