昨日は、ブログで12.18 ダブプロレスの興行が素晴らしかったことを書いた。
 
が、
同日、
大阪ではスターダムという団体が、ビッグマッチを行っていて、
結果が気になる田中は、なんどもツイッターで、現地のファンのつぶやきを必死で追っていた。
 
 
冒頭の動画はその時のものだが、
クレイジーと言うしかない!
 
3メートル超もある梯子の上から、リング外へダイブするとか。
いい意味で頭おかしい。
 
飛ぶ方も、受ける方も、これぞプロレス。
このダイビングだけで、チケット代以上の価値があると言っても過言ではない。
 
レスラーは、鍛えているから飛べる・・・わけでもなく、
一般人より頭の中がぶっ飛んでいるのと、
攻める側も受ける側も「覚悟」がキマッているからこそ、飛べるのだ。
だからコグマのダイブには躊躇がなかったのだろう。
 
 
はっきり言うと、
国内最大手のプロレス団体である新日本プロレスが、
ストーリー的にマンネリの様相を呈してきている。
 
安易な乱入劇や反則攻撃も、
古き悪しき時代のプロレスを見せられているようで・・・。
 
同じグループ会社の新日本プロレス(男子)が足踏みしているような状況で、
片や女子の団体スターダムは、目まぐるしく変わるストーリーラインと、
キャラ立ちした選手たちの活躍で、国内で一番魅力的な、目の離せない団体になっていたのだ。
 
あ、あくまでも田中の中での話です。
 
 
 
近い将来、スターダム人気は頂点にまで達するだろう。
 
先にも言ったように、
 
①予想できないストーリー展開
②国内の有望選手がどんどん移籍してきて、結果、粒ぞろいのスター選手ばかりになる
③コグマのみならず、身体能力の高い選手が魅せる凄ワザの数々
 
これらを見せられては、ファンにならずにはいられないし、
ファンならずとも、試合結果が気になって気になって仕方ない状態になって来る。
 
だからヒットは必然なのだ。
いま、男子団体の多くがモタモタしている国内プロレス界で、
スターダムが一気にファンの関心をかっさらう可能性が出てきた。
 
 
 
 
実は、田中のような古くからのプロレスファンは、女子の団体が隆盛を極める瞬間を、
何度か目撃しているのだ。
 
一番最近での大流行期は、90年代前半から中盤。
毎月女子の団体がビッグマッチを敢行しているような時代があった。
今やママタレのビッグボスみたいになった北斗晶も、
その頃は女版アントニオ猪木と呼ばれるほどの、絶大な人気を誇っているときだった。
 
 
 
しかし、女子プロブームは去り、
今の今まで女子の団体は冬の時代が続いた。
 
が、
ここにきてスターダムは、あの頃の隆盛を取り戻すんじゃないかと言う段階まで来ていると思う。
田中は個人的に、このままどんどん突き進んでいってもらいたいし、
会場にも同性の、女性のお客さんが増えて、本物のブームになって欲しいと願う反面、
大ブームと云う甘い果実のような日々を終えて、一気に凋落の坂道を転げ落ちた過日を、
この目で見てきたプロレスファンだけに、
一過性の人気でなく、末永く彼女たち女子プロレスラーという職業が、報われる世の中であってくれと切に願う。
 
そのためにも、過激化する一方の技の応酬はどこかでストップをかけるべきだし、
大事故・死亡事故が起きたときに、ブームと云うのは一気に沈静化する。
そうならないためにも、団体は選手を大事に扱って欲しい。
 
「明るく」「激しく」「新しい」を標榜するスターダムならなおのことだ。
 
 
 
スターダムの興行を、改めてネットで見ていると、不意に昔の本が読みたくなった。
元週刊プロレスの記者が書いた回顧録だ。
 

 

この本の中には、全日本女子プロレスがブームになったころの、

スター選手たちの生々しいやり取りが記載されている。

 

 

今の選手たちはそんなことはないだろうが、

ときに感情バチバチの試合があるのも面白いなと思う。

それがプロレスの醍醐味だし。

 

 

スターダムの選手も、ヒールユニットなどに別れてはいるが、

素の表情を見ていると、みんな素直でかわいい女の子たちだな と、思ってしまう。

これも時代の流れかな?

 

 

まあとにかく、

食わず嫌いは良くない。

 

プロレス、格闘技が好きな人はみんなスターダムを見るべし!