門前川眼鏡橋(御船町)
先日に引き続き、御船町の眼鏡橋を紹介します。
門前川眼鏡橋は、アーチに楔のある古い形式の石橋です。
小さな小さな楔ですが、これがあるのと無いのでは、とても大きな差があります。
現存しているこの石橋は、歩道橋として利用されています。
歩いて渡ってみたのですが、太鼓橋という感じでグワッと盛り上がってストンと落ちるようなイメージです。
石橋のすぐ横には、架橋200年を記念した石碑が建てられていました。
日本で200年以上前の石橋は、ほとんど残ってないんじゃないでしょうか?
こんなすてきな土木遺産が近くにあったなんて知りませんでした。
大好物の説明看板によりますと、・・・
植木町の豊岡橋(1802年)も同じ楔石工法だそうなので、是非見に行きたいです。
昭和初期の道路改良工事にあたり、取り壊しの計画があったそうです。
当時の松村熊喜村長らが計画の変更を申し入れて受け入れられたのだとか。
私が今、この橋を見られるのも、こういった先人の努力があったからです。
簡単に200年も同じ場所に置いておけません。
小学校のすぐ裏手にありますが、地元の子供は毎日見ているので珍しくないのだと思います。
おっさんがニコニコしながら石橋の写真撮っている方が珍しいですよね、ははは。
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