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3日前に公開した
信念が全くない岸田首相。自民党の公約から総裁選での公約はすべて抜け落ち、代わりに改憲は「重点事項」、防衛費は「GDP比2%以上も念頭に増額を目指す」。これでは安倍・高市氏に支配された右翼政権になる。
という記事に書いたのですが、自民党の高市早苗政調会長が2021年10月12日に記者会見を開いて発表した、自民党の「政権公約 重点事項」とその細目である「自民党政策BANK」
これらは高市政調会長が単に発表したというにとどまらず、高市氏の自民党総裁選挙での公約が随所に織り込まれています。
特に呆れたことに、タカ派の高市氏が総裁選の出馬会見で訴えた
「国の究極の使命は、国民の皆様の生命と財産を守り抜くこと、領土・領海・領空・資源を守り抜くこと、国家の主権と名誉を守り抜くこと」
というフレーズが、そのまま自民党の外交・安全保障政策で使われているのです。
そのくせ、岸田首相が総裁選で公約にしていた金融所得課税強化も、「令和版所得倍増計画」や子育て世帯への教育費・住居費の支援強化も、自民党役員の任期制限などの党改革も何もかも、自民党の総選挙の公約からは抜け落ちました。
むしろ、岸田首相は自分のやりたいことはないのか、何のために総理総裁になったのか、さっぱりわかりません。
まさに、安倍色、甘利色、高市色にいくらでも染まるカメレオン政治家と言えるでしょう。
「北大西洋条約機構(NATO)諸国の国防予算の対GDP比目標(2%以上)も念頭に置き、防衛関係費の増額を目指す」
と踏み込んでしまいました。
これって年間10兆円以上を軍事費に使うということですから、これほど市民の生活を踏みにじる公約はありません。
さらに、甘利幹事長と並ぶ原発推進派の高市氏は、総裁選挙の時から核融合、核融合と言っているのですが、核融合なんて全世界でまだどの国も全く成功していなくて、ほとんどの国では研究・開発を諦めた代物。
それなのに、自民党の公約にはしっかり
「究極のクリーン・エネルギーである核融合(ウランとプルトニウムが不要で、高レベル放射性廃棄物が出ない高効率発電)開発を国を挙げて推進し、次世代の安定供給電源の柱として実用化を目指します。」
と書いてあるんですよ。
こんな実現可能性ゼロのことを堂々と描く自民党はもはや宗教政党です。
高市氏がかねてから反対している選択的夫婦別姓制度については
「氏を改めることによる不利益に関する国民の声や時代の変化を受け止め、その不利益を更に解消し、もって国民一人ひとりの活躍を推進する」
と述べるだけで先送り。
国民の過半数が容認しているのに、家制度を重視して旧姓使用で何とかしろというをタカ派の高市氏のイデオロギーそのままです。
高市氏はもともとネオナチと関係のある極右で、ヒトラー礼賛本に推薦文まで書いた人。
こんな人に政策担当の政調会長をやらせる岸田自民党がどうかしていると思います。
ネオナチ代表と写真を撮ったことで世界的に知られる高市早苗氏は「ヒトラーの選挙戦略」というナチス礼賛本にも推薦状を書いた極右。総務大臣として安保法案に反対する放送局は電波停止と脅迫した最低政治家だ。
今朝は、靖國神社に参拝し、国策に殉じられた方々の御霊に、尊崇の念とともに感謝の誠を捧げてまいりました。 pic.twitter.com/TJhOPBOPOY
— 高市早苗 (@takaichi_sanae) October 18, 2021
本日2021年10月18日、高市氏はまた靖国神社に参拝したそうなんですが、どんだけ行くねん?!
選挙勝利祈願に靖国神社に行くとか、もうカルトとしか言いようがありません。
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自民公約「高市色」濃く 総裁選時の主張ふんだん
自民党は12日、衆院選(19日公示、31日投開票)の政権公約を発表した。「新しい時代を皆さんとともに。」をキャッチフレーズに、岸田文雄首相が掲げる「新しい資本主義」の実現などを主張した。総裁選に立候補した4人の主張もそれぞれ盛り込まれたが、国家観を巡り「国の使命は、国家の主権と名誉を守り抜くこと」というフレーズが採用されるなど、とりわけ高市早苗政調会長の主張が色濃く反映されたようだ。
政権公約は、新型コロナウイルス対策や経済対策、経済安全保障、憲法など八つの重点項目で構成。コロナ対策では、人の流れの抑制や医療提供体制確保のため「国民的議論を踏まえ、行政がより強い権限を持てるための法改正を行う」とし、公衆衛生分野の司令塔機能の強化も盛り込んだ。
経済政策は「『成長』と『分配』の両面が必要」と首相の持論を明記。賃上げに積極的な企業への税制支援など「分配」政策で「分厚い中間層」を再構築することも約束した。地方活性化策の一つ「デジタル田園都市国家構想」の実現も掲げられた。
高市氏は12日の記者会見で「政策は実現できてこそ。絵に描いた餅であってはならない。実行力、実現力をいずれの政党が持っているのか、ご覧いただいてやっぱり自民党だと思っていただきたい」と出来上がった公約に胸を張った。他に総裁選に立候補した河野太郎広報本部長が訴えた行政のデジタル化も盛り込まれ、野田聖子少子化担当相が主張した子供目線で政策を見直す「こどもまんなか」社会も、重点項目ではないが政策集の中に取り入れられた。高市氏は「4人の候補者でさまざまなことを訴えたが、その中で4人ともそうだと合意を得たものを新たに盛り込んだ」と主張した。
自民党が12日に発表した衆院選公約は、成長と分配の両立を図る「新しい資本主義」など、岸田首相(党総裁)が掲げる看板政策を前面に打ち出した。公約作りを取り仕切った高市政調会長の考えが色濃くにじむ項目も目立つ。党内バランスへの配慮を欠かさない首相らしく、総裁選で争った相手の主張も盛り込んだ。
「分配政策で分厚い中間層を再構築」「財政の単年度主義の弊害を是正」
党内調整などで「岸田カラー」が薄まった部分もある。総裁選で首相が訴えた「令和版所得倍増」や、分配政策の具体策とした「子育て世帯への住居・教育費支援」は入らなかった。令和版所得倍増には閣内でも「令和の時代に非現実的な部分がある」(萩生田経済産業相)との声が出ていた。
首相が総裁選で見直しに意欲を示しながら、首相就任後にトーンダウンさせた金融所得課税の強化も記載しなかった。党内で賛否が割れる健康危機管理庁の創設も盛り込まなかった。
こうした取捨選択の背景について、高市氏は記者会見で「あくまでも党の公約だ。党として実現できることを示した」と説明した。
公約に盛り込まれなかった政策には、国民に負担を強いるものや、新たな財源が必要なものが目立つ。党幹部は「負担増と攻撃されたり、実現可能性を追及されたりしかねない項目を外した」と解説する。負担については「経済再生なくして財政健全化なし」との見解を示すにとどめた。
今回、政策作りに力を注ぐ高市氏が大幅に手を入れた。実務役を担う政調事務局長は、総裁選で高市氏の陣営の選対事務局長だった木原稔衆院議員が務める。
公約に入った財政出動を重視する「危機管理投資」と「成長投資」は、高市氏の総裁選での主要政策だ。高市氏が支援する意向を示す台湾の環太平洋経済連携協定(TPP)への加盟申請も「歓迎」とした。
総裁選に出馬した野田少子化相の訴えである「子供を真ん中に据えた『こどもまんなか』社会」も公約に入れ、挙党態勢も演出した。高市氏は「生かせるものは生かした」と胸を張った。
特に、公約作成の実務を担った高市氏の主張はふんだんにちりばめられており、高市氏が総裁選の出馬会見で訴えた「国の究極の使命は、国民の皆様の生命と財産を守り抜くこと、領土・領海・領空・資源を守り抜くこと、国家の主権と名誉を守り抜くこと」とのフレーズはそのまま外交・安全保障政策の項目で採用された。首相の「新しい資本主義」の中にも高市氏が提唱する「大胆な危機管理投資・成長投資」が織り交ぜられ、「安全が確認された原子力発電所の再稼働やSMR(小型モジュール炉)の地下立地などクリーンエネルギーへの投資を積極的に後押しする」などと記された。高市氏が取り組んできた海外からのサイバー攻撃からの防御など、経済安全保障の強化にも重きが置かれた。
一方で首相が訴えた「令和版所得倍増計画」や子育て世帯への教育費・住居費の支援強化は盛り込まれておらず、党内からは「岸田さんの色は本当に見えてこない」(中堅議員)との声も漏れた。【遠藤修平】
自民公約「党高政低」浮き彫り 「岸田カラー」薄く
2021年10月13日07時11分 時事通信
新資本主義会議、早期に開催 ワクチン3回目、12月想定―参院代表質問で岸田首相
「公約はあくまでも党としての公約だ。抜けているものも多少あると思うが、内閣でしっかりと進めて(もらえばいい)」。自民党の高市早苗政調会長は12日、公約発表の記者会見で、首相の総裁選公約を完全には採り入れていないと認めた。
党公約は首相が訴える「新時代共創内閣」を反映し、「新しい時代を皆さんとともに」がキャッチフレーズだ。首相の総裁選公約に沿って「新しい資本主義で分厚い中間層を再構築する」と宣言。具体策として、賃上げに積極的な企業への税制支援や看護師や介護士らの所得向上を明記した。
しかし、首相自身が発言を後退させた「令和版所得倍増」や金融所得課税見直しだけではなく、分配政策の柱に据えた子育て世帯の住居費・教育費支援が脱落。健康危機管理庁創設や科学技術顧問設置も盛り込まれなかった。党内の根強い反発を受け、役員任期の3年制限を柱とする党改革も完全に抜け落ちた。
一方、公約では高市氏や安倍晋三元首相が主張する保守的な政策が目立った。高市氏の持論である「危機管理投資・成長投資」を冒頭に掲げ、核融合開発の推進を明記。敵基地攻撃能力の保有を含めた抑止力向上も記した。憲法改正に関しては「時代の要請に応えられる憲法を制定するために力を尽くす」とした。
党関係者によると、公約の作成過程では首相官邸と党の間で激しいせめぎ合いがあった。公約策定に当たった党政務調査会には、古屋圭司会長代行ら保守系議員が多い。首相に近い官邸幹部が素案に「赤ペン」を入れて党に戻すと、政調幹部が「出入り禁止だ」と激高する場面もあったという。
党高政低への変化をうかがわせるのは公約だけではない。副大臣・政務官人事には甘利明幹事長が大きな影響力を及ぼしたとされる。首相に近い閣僚経験者の一人は「甘利氏、高市氏、安倍氏が力を持ち、首相は単なるお飾りになりかねない」と懸念を漏らした。
高市氏は12日の記者会見で、衆院選公約にない政策は内閣として推進すればいいと指摘しつつ、首相にこうくぎを刺すのも忘れなかった。「内閣で進める前には、自民党でしっかりと徹底的に審査を行わせてもらう」。
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何で自分が嫌いな人と、気に入らない事を言う人は皆、極右とかネトウヨなんですか?
自分の国を自分達で守る体制を整え、我が国を守る為に遠く戦地で散華された方々に尊崇の念を捧げる。こんなの何処の国でもやってることですよね。初めて見たけど、日教組のブログですか。もう来ませんから、ご安心を。
「新しい資本主義」
「新しい政治」
聞こえの良い言葉を並べつもりだろうが。
我々の望むのは、
「正しい資本主義」であり
「正しい政治」だ。
「民主主義の危機」だと。
一人一人の意見より、派閥の力で決まってしまう。
選挙資金を等しく配ることができない。
自民党内部にこそ「民主主義の危機」がある。
訳しておきました。
パヨ Patriots of Youth and Old
兵隊は死なせ、自分は自殺に失敗、「こんなの何処の国でもやってること」?さすが、商売愛国ーヨは違います。何で兵隊が「遠く」戦地で死んだのかは置いといても、東京って遠くでも戦地でもないはずです。
空襲の被害者は戦死扱いになっていません。
核融合信者に対しては、「エネルギーを取り出す具体的な方法は?」と質問してみれば十分でしょう。
仮に仮定として核融合を制御できたとしても、エネルギーのほとんどは中性子線となって、どっかへ行ってしまうだけですので。