大阪府は、大阪急性期・総合医療センターに設置した臨時医療施設「大阪コロナ重症センター」をオミクロン株の流行で重症化する患者が減少し一定の役割を終えたとして、2023年3月末で、閉鎖する方針です。

このほかにも、大阪府内におよそ1000カ所ある新型コロナの無料検査場や、自宅療養者への簡易配食サービスも廃止する方針です。

また、ことしの5月にはコロナの感染症法の位置づけが現在の「2類相当」から季節性インフルエンザと同等の「5類」に引き下げられることから、大阪府が行っている入院調整などのコロナ関連事業についても事業の縮小などを検討しています。