あるきメデス

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彩の森入間公園から狭山市立博物館「池原昭治展」へ(埼玉・入間、狭山)

2022-05-07 18:07:07 | ウオーキング
 2022年5月6日(金)

 今日午前中は、左腕骨折手術後の週一度のリハビリで、豊岡第一病院へ出かけた。

 10時30分過ぎに終了したので、この後は狭山市立博物館で開催中の「池原昭治展」
の観覧に行くにした。

 病院を10時50分に出て、まずは近くの「彩の森入間(さいのもりいるま)公園」に
向かい、南入口から入る。


 入口周辺では、先週来たときに咲き出していた3本のベニバナトチノキの花が見ごろに
なっていた。
     

     
 西側の園路を北に向かう。園路の両側の木々は新緑が色濃くなっていて、その下にチュ
ーリップが少しだけ咲き残る。


 中央部近くまで進む。芝生広場の南側に、遠足に来たのだろうか小学生低学年かと思わ
れるたくさんの子どもたちが見えた。


 小さい流れの近くでは、母親と来た幼児が流れに入って遊んでいる。


 公園内に2つある池のひとつ、上池の南側へ。



 池の西側のスイレンが、たくさん咲き出していた。





 管理センターのある西側高みの芝生地から池を一望する。


 新緑あふれる園内だが、花は残りのツツジぐらいなので一巡はせず、最短ルートの中央
入口から公園を出た。
     

 西進して、数機の航空機が展示されている航空自衛隊入間基地前を通過する。


 入間基地南西端の交差点を右折して北へ、狭山経済高や狭山警察署前を進んで西武池袋
線の稲荷山公園駅西側の踏切を渡った。

 
 線路際を狭山稲荷山公園沿いに少し進めば、狭山市立博物館前に出る。


 館前に掲示の、今日の主目的である春期企画展「童絵作家 池原昭治展」のパネル




      企画展の入館料は200円。11時55分頃入館した。
            

      企画展のリーフレット
                

 受付で聞くと、館内の撮影は可能という。当館ではいつも撮影可能だったように思う。

 まずは1階の「舞い舞いホール」と呼ぶ、吹き抜けの円形ホールの展示を見る。



 ここの展示はわずかだった。

 そのホールを囲むスロープを2階の展示フロアに向かって上がると、右手の企画展示室
が目的の「堂絵作家・池原昭治展 ~残しておきたい狭山の風景~」の会場。


          
       入口際にある博物館のあいさつと池原昭治さんのメッセージ。
                   

 そばの壁面の作品は2つ、リーフレットや館前のパネルになっている「紙風船がとんだ
と童」(2012年 池原昭治展ポスター)と、「真夏の夕暮れ時」(2017年残して
おきたい狭山の風景マップ表紙)


 展示の多くを占めるのは、「残しておきたい狭山の風景マップ」の地区別の展示。


 入間川(いるまがわ)地区にあり、今年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場
した、木曽義仲の長男で頼朝の娘、大姫の婿(むこ)である源義高を祭神とする清水八幡。


 入間川(いるまがわ)地区で8月2日と3日に行われる「狭山市入間川七夕まつり」

 江戸中期から続けられてきた歴史あるまつりで、私もかなり以前に訪れたことがある。

 この博物館のある「狭山稲荷山公園」、中央部奥に市立博物館も描かれている。




 入曽地区に多い茶畑を描いた「茶畑の中にある庚申さま」





 奥富地区の埼玉県指定文化財「梅宮神社の甘酒まつり」




  柏原地区で11月10に行われていた「十日夜(とおかんや)」という行事。
     
 私も、義務教育時代を過ごした県中央部の小川町(当時は隣村)で体験したことのある
懐かしい行事。





 市内全域で、5月に見られる茶摘み風景「お茶香るまち狭山」


 次のコーナーは「ふるさとのわらべうた」
     

           「おひなさまが飛んだ」
          

     「てるてる坊主に眼かけて」
     

           「とおーりゃんせ」
          
 
  中央部では、「令和版 狭山市郷土かるた」と「昭和版 狭山市郷土かるた」各48枚を
展示している。


 まずは令和版(令和3(2021)年8月発行)から





 こちらは昭和版(昭和49(1974)年5月発行)


     

 「狭山の風景マップ」には訪ねたところも多く、郷土かるたなどを含め、ほのぼのと懐
かしい風景や行事などがきれいな彩りで描かれていて、楽しく観覧した。

 ちなみに、池原昭治さんは香川県高松市出身で狭山市水野在住。1963年に東映動画
に入社してアニメーターとして働き、その後、1982年にはテレビ「まんが日本むかし
ばなし」の演出や作画、美術を担当されたよう。

 さらに1990年に郵政省のふるさと切手「とおりゃんせ」の原画、2007年の郵政
公社関東支社の「堂絵切手 ふるさとの風景」の原画を担当され、郷里の香川県内でも幾
つかの童絵展を開催されるなどの活動をされているという。

 ひととおり観覧を終えた後、入口横にある新しい屏風に気づく。今回の企画展のために
描いたようで、「武蔵野の雑木林と童」というタイトル。
     

           その思いを記したパネル。
          

 企画展示室を出て、何度か観覧しているが、常設展示室も観覧することにする。

 常設展室に入り、まずは年代順に左手のコーナーへ。

 狭山に生息したアケボノゾウの骨格標本


 智光山(ちこうさん)公園の昆虫


 狭山の人々が残した土器


 古い農具


 入間馬車鉄道の実物大模型

 明治34(1901)年~大正5(1916)年、入間川町(現狭山市入間川)から飯
能に至る約10㎞の路線だったとか。12の駅があり、1時間20分かかったという。

 むかしの農家の生活用具


 ほかにも実物や資料、写真などが69の区分に分けて展示されていて、一巡すれば狭山
市の歴史や風土、自然、生活などがよく分かるように展示されている。

 観覧を終えたら13時近い。1階入口に近いレストラン「稲荷山カフェ コメと茶」に
入り、ポロネーゼ(サラダ付き830円+ドリンクセット150円)を注文し、公園を眺
めながら昼食をした。


 30分ほどでレストランを出て、狭山稲荷山公園内を一巡するランニング・ウオーキン
グコースを時計回りで一巡することにする。

 ちなみに狭山稲荷山公園は、昭和48(1973)年に米軍から返還された基地跡地を
整備した公園で、平成14(2002)年月に県営公園として開園したもの。

 毎年4月にはソメイヨシノやヤエザクラなど、約300本の桜が見ごろを迎え、多くの
来園者で賑わう。

 また、広い芝生広場やアカマツ、コナラなどの緑を生かした公園になっている。


 レストランの外観↑とその北側辺り↓


 コースの沿道の多くにはソメイヨシノが続いている。


      新緑のクスノキ
     

           北側の芝生地
          

  
 正面入口付近まで回り終えたので退園し、すぐそばの稲荷山公園駅に13時54分頃着
き、14時04分発池袋行き準急電車に乗る。


 (天気 晴、距離 5㎞、地図 既知なので使用せず、歩行地 入間市、狭山市)
 



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