里親探しのお手伝いを獣医さんにお願いされ　急遽お手伝いをさせていただくことになりました。

息子さんが９月　ご主人が１０月に続けて癌で亡くなられ　奥さまも散歩中に転んで骨折してしまい飼育困難となり　かかりつけの獣医さんに１ヶ月の約束で預かってもらっていたとのこと。

テツくんは　ご主人さまが可愛がっていたそうで先代のワンちゃんから　ずっと獣医さんにお世話になっていたそうです。

もちろんテツくんも仔犬の頃から獣医さんにお世話になっていたそうで　獣医さんのお墨付きの性格です。

ただし10歳というシニアであること、緑内障になって目が見えにくいこともあり　なかなか里親さんを探せなかったと。

里親募集をかけてすぐにお声をかけていただきました。今年６月に亡くなったワンちゃんが白内障で同じように目が見えにくい子でしたが、普通に生活出来るんですよと逆に私達が教えていただきました。

そして義父様を同じように癌で亡くされ　お気持ちがよくわかると。

お問い合わせをいただいてすぐにテツくんに会いに来てくださり　帰ってからご主人さまと相談され　トライアルの申し込みをいただきました。トライアル初日にママさんのお父様がすぐにテツくんに会いに来てくれたそうです。トライアル後も毎日のようにテツくんの様子を知らせていただき、飼い主さまともお話しをしていただき　テツくんを迎えたいと言ってくださいました。

飼い主さまにも　送っていただいたお写真をお見せしました。本当に喜んでくださいました。テツくんを手放すことで　ご主人に申し訳ないとおっしゃって涙ぐんでみえましたが　テツくんの様子をお知らせして正式に迎えたいと言ってくださったとお伝えしたら　亡くなったご主人さまに報告しますと。

トライアルに行ったときも　テーブルの脚にクッション材を巻いていてくださったり、初日はテツくんが寂しがるといけないからと　家族でリビングで寝たそうで。

毎日のご連絡が本当に嬉しかったです。

預かりのコーヒードリップ一家のみなさんと一緒に記念撮影しました。

名前はそのままテツくんだそうです。

ずっとずっとよろしくお願いします。

ありがとうございました。