娘が嫁いで一年、
その後自分たちも引っ越して9か月。
居候していた孫も一人暮らしを始めて
2か月が過ぎた。
あわただしい一年であった。
初めて味わう夫婦二人きりの生活。
夫婦二人きりと言っても、
高齢者夫婦。
時間が穏やかに過ぎてゆく。
人生の中でこれほど束縛のない暮らしは
かつて無かった。
夫はとても穏やかな人。
申し訳ないくらい時間もやることも自由にさせてもらってる。
娘の置いていった小物を整理した。
中から私宛の手紙を見つけた。
結婚を決める前に書いたもののようだ。
決して良い母じゃなかった私に
ありがとうの言葉が繰り返されていた。
ありがとうは私が言いたい。
ありがとうは私の方がいっぱいいっぱい言いたい。
言おう(;^ω^A
昨日夫に、エンディングノートを提案した。
日本の平均寿命に夫は約十五年、私は二十五年
とは言え、明日のことは分からないし
残された子供たちがどう対処するかを
あらかじめ決めておくのが最期の務めだろう。
私たちは再婚同士
お互いの親族との交流は希薄だ。
シンプルをモットーとしているから
殊更言っておかねばと思う。
春寒しだ。
東北は北のここ、畑は4月がスタートだ。
しかし、先月下旬は暖かかった。
その気になって耕した。
しかしここにきてこの寒さ、もう少しの辛抱だ。