今日は折り込み仕事の2月分シフト(案)を持って行きました。
お正月が終わったと思ったら、もう半月経っちゃったんですね。
「もう」と書いたけど、今までと違う日常が始まってるためか、例年よりもスローペースに感じます。
久しぶりにシチュCDの感想を。
2021年11月19日発売
『Rivalis-朧』(CV:土門熱)
ステラワースオリジナル作品です。
ステラワースオリジナルで多いタイプの分岐型ストーリー。
特定の地点から2つのストーリーが生まれる、というものです。
まだ一つのストーリーしか聞いてませんが。
やっぱりシナリオが良い作品というのはイイですね。
さすが御門蓮さん。
約2ヵ月前に発売された作品なので、聞いてる人はすでに聞いてるだろうということで、公式さんに載っているあらすじよりも少し深めに書きますので要注意でお願いします。
今回の彼は倉橋陽(くらはしあきら)、20歳。
平安時代から代々陰陽師を営む一族の末裔で、本家の跡取り。
「わたし」は推定年齢千年以上の妖狐。
わたしが住む山に陽が立ち入るたびに、あの手この手の悪戯を仕掛ける。
そのたびに陽に戦いを挑まれる。
数々の修羅場を生き抜いてきている「わたし」は、20歳の陽にそう簡単に負けるわけがない。
ある日。
陽は、何やら不穏な邪気の様子を探るために山に足を運んだ。
わたしは、いつものように陽をからかい悪戯を仕掛ける。
そんなことがあった夜。
「わたし」は陽に夜這を仕掛ける。
陽を翻弄し……ていたはずが、立場が逆転する。
という風に始まる艶っぽいシーン。
ところが、後に分かることなんだけど、これは『夢』。
陽とわたしで同じ夢を見ている。
夢を見ただけでなく、陽の精気をわたしが奪い、妖力が増している。
夢を通じて精気を奪っているのはわたし。
けれど、わたしはそんな夢の操作なんてしていない。
いったい、どういうことなのか。
その夢は1度だけではなく……
このまま回を重ねていくと陽は死んでしまう。
気を失った陽を起こそうとしたとき、『彼』が現れた。
『彼』は神楽(かぐら)。
平安時代に生きていた陰陽師。
陽の前世なのだけど、陽に前世の記憶があるというものではなく、陽の中に神楽の魂が入っているという感じ。
そのことに陽は気付いていない。
神楽は陽の中で眠っているわけではないので、全てを知っている。
陽とわたしの出会いも、陽のわたしに対する思いも、わたしの…気持ちも。
そう……神楽とわたしは恋仲だった。
まだ若い妖狐だったわたしは神楽と出会い恋をした。
わたしは妖だけど、彼に協力して妖退治を手伝ったこともある。
今回の出来事の発端は、それ。
神楽はどういうことになっているのかを教えることはできるけれど、実際に行動するのは陽に任せないといけない。(神楽の肉体はないから)
わたしと陽、二人協力しあって、妖退治に挑むことになった、
というところで、声のお話。
陽は20歳ということもあって、少し高めのトーンでした。
明るいやんちゃ系のアレです。
何かと経験豊富な「わたし」に翻弄されて、うわずった声も多々あります。
陰陽術の呪文も詠唱(で良いのかな)も言霊もあります。
ウブなところと、頼りになるところが混在してるところがまた良い。
神楽は低めで落ち着いた大人という印象のトーン。
「わたし」がキスが好き、ということで、たくさんキスしてくれる。
術で身動きできなくなるシーンもある。
「わたし」はこれまでの陰陽師にも悪戯を仕掛けたりしてたのかな。
それとも、陽に「神楽」の面影を感じて、ついちょっかいを出してたのかな。
すぐに神楽のことがわかったところをみると、千年もの年月、神楽のことを思い続けていたのかもしれない。
人と妖だから、どうしようもない時の流れがあると分かっていても…。
陰陽師や妖が好きな私にとってはそれだけでも楽しいお話なのに、この作品はその上をいく。
ラスト、号泣まではいかないけれど、ウルウルするくらいになりました。
これなんですよ、私が求めているのは。
ただエッチしてるだけじゃなく、心が揺さぶられる物語が欲しい。
悲しくなったり、幸せになったり、苦しくなったり、愛おしくなったり。
もう一つの諸恋はどういうエンドを迎えるのかな……
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