NowFieldy's NowFeelDay !

 

 

介護施設に入居していた母

一年前の９月に心臓の手術をしてからずっと入院していた母

やっと６月ころ退院でき

看護師のいる介護施設に入居することができた

 

ここ最近では胃ろうをしているにもかかわらず

お粥を食べられるほどまでに回復してきていた母

水も制限があるものの飲めるようになってきていました

寝たきりだった入院生活でしたが

施設にうつってから最近では自分で歩行器を使って歩けるほどにまで回復してきていました

 

8月30日・・・

午後から施設に行く予定でしたが

午前中に様子見に行ってみるかということで

妻と11時過ぎに施設に到着

 

するとケアマネージャーさんが飛んできて

「今お母様お風呂場で転んでしまって救急車を呼びました」

私は「えっなんのこと・・・なにがあったの？」

との気持ちで母のもとへ

お風呂場から一歩脱衣所に足を踏み入れたところに横たわる母

声をかけてもほとんど意識なし・・・

口元を少し動かして返事をしようとしているのか・・・

そのあとすぐに救急車が到着

私も一緒に乗り込み国立の病院へ

 

撮ったCTを見た医師からは

「まさに打ち所が悪かった・・・脳幹を損傷しています・・・残念ですが今晩持たないでしょう」

との残酷な診断

そして夕方18時前

転倒事故から7時間であっという間に逝ってしまいました

最後は家族に見守られて・・・

「手術からよく１年間頑張ったね・・・ありがとう母さん」

そんな思いでした

 

事故から24時間以内になくなった場合

一度病院から警察に引き渡されます

遺体は亡くなったベッドのままですが

病院と施設にて警察の鑑識が調べて事件性を確認します

結果事件性はなしとの判断

警察からは施設を訴えるなら解剖が必要ですが・・・

と言われましたが

とってもこれ以上体を切りたくない・・・という思いが強く解剖は断りました

でもこの段階で刑事事件にはできなくなるということを知りました

 

夕方亡くなった母でしたが自宅に戻れたのは夜中でした

ここ１年ずっと帰りたいと言っていた自宅にやっと戻ってきた母

 

実際一人で歩けるようになってきていた母でしたが

施設内ではヘルパーさんの付き添いと歩行器が原則でした

シャワーを浴びていた母に「もっと浴びてるの」

を声をかけて別の場所に行ってしまったヘルパーさん

その直後に「ドン」と音がして耳から大量の血を流して倒れていた

とのこと

きっと母はもうシャワー終わりなんだと勘違いしたのではないか・・・

耳も悪いしシャワーしてたらなおさら・・・

なんでちゃんと付き添いしてくれなかったのか・・・

悔しさが湧き上がってきます

まさかくれぐれもお願いしている施設内の事故で亡くなるなんて・・・

 

その後母の葬儀も終わり

来週四十九日の法要を行います

 

しばらくブログを書く気がおきませんでした

少しは落ち着いてきたのかな・・・

こうして書く気になったのだから・・・

 

でもあのタイミングで施設に行けたこと・・・

母に呼ばれたのかな・・・

 

母さんいままでありがとう・・・