「日本の都市　誕生の謎」by　竹村公太郎

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　最近、歴史と経済に興味が出てきていていろいろと楽しく勉強をしています。歴史も時の権力者の都合の良い様に書き換えられている部分が多々ある様で、その辺も面白いなぁと思っているのですが、やはり、現地に行ってその土地の人の生の話を実際に聞いたり、郷土資料館等で調べると確信に近いものを得られる気がしています。

　出雲大社の郷土資料館（ここは本当い凄いです！）や土地の人からも本当に素晴らしい知識を得られましたし、京都も面白かったです。旅は温泉やグルメも味わえます。人との会話や出会いも面白いですね。

　今日は、お気に入りの本をご紹介します。元建設省のお役人で、現在は日本水フォーラムの代表理事をされている竹村公太郎さんのご著書です。東京（江戸）、京都、大阪、神戸、福岡、仙台、静岡、奈良、鎌倉、甲府。都市の地形と気象から古墳時代から江戸時代までを「通史的」に解説されていて、とても興味を持って読みました。サロンのご相談の中に、移住先に悩んでいらっしゃる方も少なからずおられるので、私の楽しみだけでなく、仕事にも役立っています。

　とにかく、大きく世界は動いていますから、私達も今までの常識を一旦捨てて、新たな時代を生きる・・・そんな意識変革が大切だと、日々感じています。ある意味、大チャンス到来とも言えると思うのです。

　本の内容は、家康が関東で発見した宝とは・・・、頼朝は湘南ボーイだったとか、比叡山延暦寺焼き討ちの理由、奈良から京へ都を移した理由、３．１１で機能した伊達政宗が作った仙台市の下水処理場等など。面白い解説が沢山読めました。これを元に、あちこち歴史を知る旅をこれからも続けたいと思っています。