こんばんは。
3月の空気は、寒暖差が激しくって、
一日の中でもひどく大きい時が増えている。
そのふり幅のどれもが春への準備だと思えたのならば、
亞由香の気持ちも少しは楽になる。
まだ油断は出来ないけれども、
今年の花粉症は、前年に比べれば全然楽な方になりました。
という理由は、単純に花粉と接する機会が少ないって事。
つまりは、だらしのない引きこもりみたいな。
それが最善というのが悲しき亞由香の性ですが。
「こんな調子で、うまい事、歳を重ねるにつれて、花粉症も減って、最期には完治していればいいのに」
って。
考えるだけで、少しだけ、未来をみている自分にホッとする。
「そんで、隣には猫がいれば最高ね」
と、までいけばただのワガママですが。
そんな亞由香の日々の中に、
健康の種が根付いていますように。
いつの日か、こんな事があってねって、過去形で話せますように。
同じ病や障がいに悩んでいる人に、少しの希望でも持てる明日でありますように。