としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

穂波温泉 魚敏旅館

2022-02-27 20:21:42 | 長野県(北信)の温泉
 コロナ禍が落ち着いていた12月、穂波温泉の魚敏旅館で小規模な飲み会をやることに。魚敏旅館は、小規模で鄙びた温泉旅館で、公式HPに日帰り入浴の記載があったのでいつかは寄ってみようとは思っていましたが、ちょっと入りづらい雰囲気があったので未湯のままになっていました。

 
 宴会の開始は午後6時ということだったので、温泉に入るために45分早めに旅館入り。狙い通りまだ全員集まっていなかったから、宴会が始まる前にということで急いで浴室に向かいました。他に宿泊客は1組しかいなかったこともあり、終始独泉♪
 浴室に入ると、浴槽(檜風呂)には湯が冷めないようにシートがかぶせてありました。お湯が激熱の渋・湯田中温泉郷でこのような光景は珍しいので、湯の使用状況を見てみると、加温ありの循環式でした。古い旅館だから当然かけ流しだと思っていたのだけど、ちょっとショック。ただ、源泉は自家源泉(魚敏第二)ですが湧出量が少なく(4.6L/min)、温度も低い(52.5℃)ので循環は仕方なし。穂波温泉の共同源泉があるはずだけど、使っていないのは何か理由があるんですかね?
 気を取り直して湯に浸かってみると、これがまた適温(42℃くらい)でした。この辺は熱い湯が多いので余計に加温している施設も多いんですけどね。帰り際に主人が「うちのお湯は熱くないから」と言っていたので、あえてそうしているのでしょう。主人には「あれくらいが丁度良いです」と返しておきました。


 また湯質は、透明で茶色の湯の花が舞い、無味ですが淡い湯の香と若干のツルスベ感がある湯で、循環ながらも湯の個性は残っていました。循環は湯温を管理することが目的で、塩素消毒もしていないようですから、源泉100%かけ流しに近い浴感が保たれていたと思われます。それに間違いなく一番湯だったので、湯が汚れておらずピュアでした。このレベルなら、ガッカリしたというほどでもないでしょう。浸かっていて十分に気持ちがよい湯でした。

 普通ならじっくりと湯浴みを楽しみたいところでしたが、宴会までの時間がなかったので、10分ほどの入浴で切り上げました。その後もチャンスがあればと思っていたけれども、午後9時に宴会がお開きになりそのまま解散。2度目の入浴は果たせませんでした。他の人は誰も温泉に入らなかったんですが、温泉旅館に来て温泉に入らずに帰るなんて本当に勿体ないなぁ…。

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